天一、それはすでに1つのジャンルである。多くのコアファンを魅了してやまない人気ラーメンチェーン、「天下一品」。まるでポタージュのような濃厚スープのラーメンは、1度食べるとやみつきになってしまう。
そんな天一のラーメンには、 “あるもの” を入れたレアメニューが存在するのだが、あなたは知っているだろうか? その “あるもの” とは、まさかの納豆である。いやいやいや、ないないない。と私(あひるねこ)も思っていたのだが、意外なことに、これが革命的なウマさだったのだ!
・東京では3店舗だけ
その驚きのメニュー「納豆ラーメン」は、実はどこでも食べられるわけではない。東京だと、高円寺店、神楽坂店、水道橋店の3店だけらしいぞ。店舗によってメニューが違ったりするのが、天下一品の魅力の1つでもあるのだ。今回、私は高円寺店へとやって来た。
・納豆ってどうなの?
メニューにはしっかりと「納豆ラーメン」の表記がある。さっそく注文や! スープは「こってり」か「あっさり」、麺は普通か細麺かで選べるので、私は「こってり」の普通でお願いした。待つことしばし、運ばれてきた丼には大粒の納豆がドカッとのっている。うわー超納豆じゃん……。
・想像を絶する粘度
納豆自体は好きだけど、ラーメンに入れるとなると話は別だ。納豆が入っている以外は普通のこってりラーメン。もう納豆だけ先に食べてしまおうかとも考えたのだが、せっかくだから納豆とスープを混ぜ合わせてみよう。そしたら、ただでさえ粘度の高いスープが大変なことになった。
天一のこってりのスープはドロドロしていることで有名である。しかし、納豆ラーメンのスープは、これはドロドロなんてもんじゃない。もはや沼である。レンゲがスープの上に立ってしまったぞ。おそらく、この中にハマってしまったらもう抜け出せないだろう。そのくらい超絶濃厚なスープなのだ。
・もう納豆ラーメン以外見えない
麺を持ち上げるとスープがなくなってしまうんじゃないか、というくらい麺にスープが絡む。絡みすぎて、ラーメンというよりは まぜそばみたいな感じだな。しかし、食べた瞬間、私に衝撃が走った。あれれれれ? ウメぇぇぇぇぇええじゃん!! なにこれスゴイ!
ドロドロネバネバ。この組み合わせが、思った以上に相性抜群なのだ。納豆の味はしっかりするものの、スープによって味が全体的にマイルドになって激ウマ。最初は乗り気じゃなかった私であったが、途中からは「もう普通のこってりじゃ物足りねーっ!」ってくらいの納豆ラーメン信者になってしまったのである。
・沼にハマる
食べ終わる頃には、スープがほとんどなくなってしまっていた。こんなラーメン初めて食べたぞ。いやしかし、こってりラーメンに納豆、この組み合わせはクセになる。リピート不可避なウマさだ。どうやらまんまと私も沼にハマってしまったらしい。あなたもダマされたと思って、1回試してみてくれ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 天下一品 高円寺店
住所 東京都杉並区高円寺南4-7-1
時間 11:00~3:00
休日 不定休
参考リンク:天下一品
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼「納豆ラーメン」をこってりの普通麺で注文
▼大粒の納豆がドカッとのっている
▼ただでさえドロドロの天一のスープであるが……
▼ドロドロなんてもんじゃない、もはや沼である
▼レンゲがスープの上に立ってしまった
▼麺にスープが絡む、絡みすぎる
▼もう普通のこってりじゃ物足りねーっ!
▼明日も来てしまいそうだ
▼どうやらまんまと私も沼にハマってしまったらしい