本日6月24日は「UFO記念日」。世界的に有名なUFOスポットと言えば米国『エリア51』であろう。UFOの目撃が相次ぎ、「宇宙人がいる」という噂まである。似たような感じの街が日本にもある。それは、石川県羽咋(はくい)市。勝手ながら北陸のエリア51と呼びたい。
本家エリア51は大統領すら「私からは何も言えない」と秘密のベールに包まれている一方で、羽咋は市が完全完璧にUFO推し! そんな地の『ゴーゴーカレー』には、世界でココにしかない激レアメニュー「UFOカレー」があるという。気になったので食べてみた!!
・1店舗限定の「UFOカレー」
UFOカレーが食べられるのは、『ゴーゴーカレー羽咋スポーツプラザ店』だ。市もUFO推しなら、お店もUFO推し!! 窓には画用紙で作られたUFO「ゴーゴーカレー号」が貼られており、やたらファンキーなオーラを放ちまくりだ。
・カレーの上に宇宙人
さっそく券売機で「UFOカレー(650円)」の券を購入! UFOカレーは、世界でココだけの限定メニューなわりには、券売機の中段に隠れるようにある。焦らずに探してみよう。
そして、出てきたUFOカレーは……ヘルシークラスのカレーの上に揚げタコさんウインナーが2本! その横にはデ~ンと星型目玉焼きが1つ乗っているではないか。何でも目玉焼きがUFOで、タコさんが宇宙人らしい。お、おう……!
・半熟目玉焼き×金沢カレーが絶妙!
一瞬、「なんだービジュアルだけか~」と思ったのだが、そんな印象は一口食べてマッハで訂正だ。確かに、揚げウインナーは既存のトッピングと同じ。だが、目玉焼きが違う。
ゴーゴーカレーの卵トッピングと言えば、通常はゆで卵だ。期間限定メニューで目玉焼きがのっているカレーを見たことがあるが、バリバリの両面焼き風。だが、このUFOカレーにのっているのは、目玉焼きは目玉焼きでも、プルリンとした半熟ちゃんではないか!
卵の甘味が残る白身に、トロ~リ流れ出る黄身。これが濃厚な金沢カレーと混じり合って、ゆで卵にはないまろやかさを醸している。何の変哲もない食材ではあるものの、キラリと個性を演出しているのだ。これは、悪くない!!
・伝説「鍋のフタが飛んできて人をさらう」
美味しかった。しかし、正直、これを食べに行くだけわざわざ羽咋に行くのはちょっと大変だ。近所にある旧ソ連やNASAの超絶貴重な展示物がある博物館『コスモアイル羽咋』と、コンボで攻めるのがオススメである。以前の記事でも紹介したが、この博物館はマジでハンパなかった。あと100回は行きたいレベルである。
ちなみに、なぜ羽咋がUFO激推しかというと、何でも江戸時代から夜な夜な円盤のような何かが飛んでくると伝えられているからなのだとか。さらに「鍋のフタが飛んできて人をさらう」という伝承も! 鍋フタというのがやたらリアル。どうやら来ていたのはアダムスキー型UFOらしい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ゴーゴーカレー羽咋スポーツプラザ店
住所 石川県羽咋市鶴多町亀田50-1
時間 10:55~20:55
休日 なし
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼ヘルシークラス限定の「UFOカレー(650円)」
▼これが実物だ!
▼半熟目玉焼きがたまらない
▼濃厚な金沢カレーとの相性もバッチリだ
▼羽咋は本場エリア51と違って、包み隠さず激推しである