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2016年6月21日に、舛添要一氏が東京都知事を辞任したことにより、思わぬところに影響が出ている。次の都知事を選ぶ選挙は、7月14日告示、同月31日に投開票が行われる予定なのだが、その投開票日。つまり7月31日は第39回隅田川花火大会の予備日に当てられていた。

前日の30日がもしも荒天になった場合、翌日の花火大会予備日が選挙日と重なってしまう。そうなると、実施が困難になるため、中止になってしまうそうだ。一体、どうしてこうなってしまったのか?

・隅田川花火大会運営本部の発表

「6月17日(金)に東京都選挙管理委員会が東京都知事選挙を7月31日(日)に実施することを決定したことに伴い、実行委員会において、95万人近くの観客の安全確保が困難となることや投票への影響を考慮し、7月31日(日)に設けていた当大会の順延について中止することを決定いたしました。

よって、7月30日(土)が荒天の場合、隅田川花火大会は中止となります。今後の継続的な花火大会実施に向けて、ご理解のほどよろしくお願いいたします。」(隅田川花火大会ホームページより引用)

・人員の確保と交通規制

31日の実施を中止した原因については、運営に関わる警察官や区の職員などの確保が困難になること。そして、花火大会の交通規制が投票に影響することが挙げられている。1年に1度の花火大会が中止になる可能性が出てきたことについて、ネット上では次のような声が挙がっている。

・ネットの声

「どんだけ都民に迷惑かければ気が済むんだ!」
「都知事選がこんなところに影響を!」
「意外なところに余波が」
「都知事選を中止にして欲しい」
「舛添のとばっちり……」
「迷惑な……」

まさか夏の風物詩である花火大会が、舛添氏の辞任の影響を受けることになってしまうとは……。とにかく7月30日が晴れることを願うばかりだ。

参照元:隅田川花火大会ホームページ(PDF)、Twitter
執筆:佐藤英典