ンッ!! ソ……ッパァ……。みんな元気か? マサイ族の戦士・ルカだ。日本には『できる男はウンコがデカい』(著:藤田紘一郎 / 宝島社新書)っていう本があるらしいけど、マサイにとってもウンコは元気のバロメーター。ウンコは世界の共通語だ。
ウンコしたか? いいウンコだったか? ストレスで軟便とかしてないか? しっかりメシ食って、体を動かし、バリバリ生活してたらウンコもグッド。ウンコで「生きてること」を感じることもある。だから「デキる男はウンコがでかい」ってのは真実だろう。みんなもウンコを大切に。つーことで今回のネタは、マサイ族のトイレ事情だ!
・ケイコからのリクエスト
ちなみにこのネタは、読者からのリクエスト。名前はケイコ。シンガポール育ちのギャル(20代)らしい。ヒュゥ〜ッ! 彼女からの要望を要約すると、こうだ。
ケイコ「少しプライベートなテーマなので、失礼に当たるのであれば結構ですが、マサイ族の人たちの衣食住が少しずつ明らかになっていくなかで、マサイ族のトイレって一体どんなものなのだろう……と気になりました。
一体、どのような便器を使うのか? 使わなければ穴を掘って対応? 用を足した後の臀部はどのように綺麗にするのか? 紙? 水と手? 木のヘラ? それとも土……? 以上をルカさんに教えてもらえたら嬉しく思います」
──OKだケイコ。教えてやろう。まず、マサイ族のトイレから紹介したい。マサイ族が使うトイレは……
──大地だ。この広大なアンボセリの大地だ。広いだろ。マサイのトイレは世界一広いぞ。どこでやってもいい。でも、ブッシュ(茂み)に隠れながらするのが良いだろう。見せるもんじゃないしな。マサイにも一応、エチケットはあるんだぜ。
当然、そんな大自然がトイレなので、よく通りかかった動物と一緒に “連れウン” したりもする。気持ち良いぞ。もしもみんながアンボセリに来たら、ぜひとも野糞してみてくれ。きっと「人間(自分)だって動物なんだな」って感じるはずだから。
さーて、気持よくウンコし終えたら、ウンコの付いた肛門をなんとかキレイにしなきゃならんよな。この “肛門をキレイにする” という行為が、野生動物と人間の違いかも……。みんなも、もう少し肛門についても深く考えたほうが良いかもな。
それはさておきゴー(羽鳥)によると、君たち日本人は、紙か水を使うんだってな? 質問者のケイコは、水と手(インド式)や、木のヘラ、はたまたは土を想像しているみたいだけど……答えは「ブー」だ。大便だけに! Hahaaaaaaa(ハッハァ〜)!!
紙でもなければ水でもなく、木でもないし土でもない。オレたちマサイ族がトイレの後、肛門に付いた “居残り便” を拭うモノ、それは……さぁ〜、みんなで考えよう!! Hahaaaaaaa(ハッハァ〜)!! 答えは……次ページ(その2)で公開だ!