スマホやインターネット、最新式の家電製品などのテクノロジーに囲まれた我々は、便利であるばかりに、そんな最新技術に頼りすぎてしまうこともある。
なかでも、方向オンチな人にとって、カーナビやGPSはなくてはならない存在になりつつあるが、あまり信用しすぎると、トンでもない場所に連れて行かれてしまう場合もある。まさに、そんな経験をしてしまった女性がいるので紹介したい。
・カーナビに頼り過ぎてトンデモない場所に到着!
カナダのオンタリオ州トバモーリに住む匿名女性が、霧が立ち込める夜に車を運転していた時のこと。前方の視界が悪かったため、カーナビに指示されるまま車を走らせていると、船の整備をするドックに進入。そこから湖に突っ込んでしまったというのである!
周りは暗いうえに霧が濃く、雨が降っていたという悪条件がトリプルで重なったとはいえ、少々カーナビに頼り過ぎていた点は否めないだろう。
・なんとか車から脱出して岸へ
幸い、自分がマズい場所にたどり着いたことをとっさに悟った女性は、すぐに車の窓を開けバッグをつかみ、車が湖の底へ沈む前に車外へ脱出! なんとか車から抜け出した彼女は、岸まで30メートルほど泳ぎ切り、助けを呼ぶことができたという。女性はズブ濡れになって寒さに震え、テクノロジー不信に陥った以外は、怪我もなく無事に保護されたそうだ。
・車の保険は適応されるのか!?
翌日の朝、レッカーサービスにより女性の車は回収されたが、相手がカーナビだけに文句を言う訳にもいかず、きっと彼女は、やり場のない怒りを感じてしまったに違いない。ツイてなかったとしか言いようがないが、カーナビの指示に従って湖に車を突っ込んでしまった場合、車の保険が適用されるのかどうか気になるところだ。
筆者は、どうにもカーナビが苦手である。ナビのスクリーンを見て、方向を確認しながら運転するのが危ない気がしてしまうので、前もって行き方を確認してからナビは補助的に使っている。きっとこの女性も、これからは、カーナビに完全に頼り切ることはしなさそうである。
参照元:Facebook @Tobermory Press Inc.、Mashable、CBC News(英語)
執筆:Nekolas