日本気象協会は2016年4月29日(金)から30日(土)にかけて、北海道の広い範囲で雪が降り、一部地域で大雪となる恐れがあることを発表した。なお、東北や北陸、長野、関東北部などの山でも雪の降る所があり、風も強く荒れた天気が予想されるとのことだ。
ゴールデンウィーク初日ということもあり、移動の多い時期となるが、北海道では強風やふぶき、大雪で交通機関に影響の出る恐れもあるようなので、気象情報や交通情報には十分ご注意いただきたい。
・北海道は大雪やふぶきに注意
日本気象協会の発表によると、2016年4月29日(金)から30日(土)にかけて、低気圧が北日本の東で急発達。北海道は広い範囲で雪が降り、太平洋側東部やオホーツク海側を中心に大雪となる恐れがあるとのこと。
4月29日(金)の正午までに降る雪の量はいずれも多い所で、オホーツク海側で30センチ、太平洋側東部で20センチ、日本海側や太平洋側西部で15センチの予想。その後、30日にかけても雪が降り、オホーツク海側や太平洋側東部で、さらに雪の量が多くなりそうだという。
・本州でも山は雪に注意
なお、冒頭でお伝えした通り、北海道だけでなく、東北や北陸、長野、関東北部などの山でも雪の降る所があり、風も強く荒れた天気が予想されるとのこと。登山を計画されている方は、最新の気象情報に注意し、峠越えの車は路面状況の変化に注意する必要があるようだ。
・北風が強く夜は冷える
その他、29日は本州付近でも北風が強まり、日陰では北風が冷たく、日が傾くと、グッと冷え、薄手の羽織る物では体が冷えるかもしれないとのこと。
いずれにせよ、今年の大型連休初日はどの地域でも路面状況や気温の変化には注意が必要なようである。
参照元:日本気象協会、Twitter @tenkijp
執筆:K.ナガハシ
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— tenki.jp (@tenkijp) April 28, 2016