2018年2月2日、再び首都圏をはじめとする広い範囲で雪が降り積もった。1月末の積雪に比べると降雪量は少なかったものに、一部の交通機関に影響が生じたようである。ただ、2月3日は「立春」だ。これで春を待つだけ……

と思ったら、2月4日から日本の広い範囲で大雪になる恐れがあるという。それも3~4日間も続く見込み。まだまだ雪に対して警戒した方がいいようだ。

・気象庁の発表

気象庁は、2月2日15時、「強い寒気に関する全般気象情報」の第1号を発表。そのなかで次のように伝えている。

「4日から7日頃にかけて、東日本と西日本の上空約1500メートルに、平年に比べ6度から12度前後低い強い寒気が南下する見込みです」(気象庁より)

この強い寒気の影響で、東日本・西日本の日本海側の広い範囲で4~7日頃まで大雪になるものと見られる。また太平洋側でも山間を中心に大雪になるおそれがあるとしている。国土交通省も、「大雪に対する国土交通省緊急発表」を行っており、そのなかで今後の気象見通しを以下のように示している。

・国交省が発表した、大雪のおそれがある期間

北日本 2月3~5日
東日本(日本海側を中心) 2月4~7日
西日本(日本海側を中心) 2月5~7日

なお、7日以降も大雪が続くおそれがあるとのことだ。

・備えを十分に

ドライバーは吹雪や路面の凍結に十分に注意して、交通情報をこまめに確認して欲しい。また水道管の凍結や、雪の影響による停電などにも備えた方がいいだろう。とにかく、大雪や寒さへの備えを十分に!

ちなみに、気象庁による次の「強い寒気に関する全般気象情報」は、3日の17時頃に発表される予定だ。

参照元:気象庁「強い寒気に関する全般気象情報」、国土交通省「大雪に対する国土交通省緊急発表」(PDF)、NHKニュース
執筆:佐藤英典