子供の頃どんなに純粋でも、歳を重ねるにつれ、色々とすり減ったり汚れたりしてくるのが人間だ。折り目がついた紙が元に戻れないように、大人だって子供の頃のようには戻れない。

今回もあるイラストでもって、一度ついた大人の “汚れ” は落ちないことが証明された。それが、学校で子供が作ったという「飛び出すイースター・エッグ」のカード。しかし、カードを開けたお母さんはビックリ仰天してしまったそうだ。一体何を目にしたのだろうか……?

・子供が作った「イースター・エッグのカード」

この度、息子からもらったカードを Facebook 上で公開した、スコットランドはアルブロースに住むシェリー・ブランディさん。なんでも彼女の息子が、学校の授業で「イースター・エッグが飛び出すカード」を作ってきたという。

たしかに3月下旬はイースターで、ゆで卵や卵形のチョコレートなんかでお祝いする。このカードにも素敵なイースター・エッグが隠れているのかしら……とお母さんが開けてみたところ、こ、これは!?

・卵の断面図っぽいけれど……

大きさの違う、肌色と橙色の楕円が重なっているではないか! え、えーと、子供目線に立てば、これは卵の断面図で、肌色が白身で、橙色が黄身を表していることが想像できる。でも “大人フィルター” を通してしまうと……形と色が妙に生々しい! なんだか “女性の体の一部” に見えてしまう気がするぞ(震え声)。

・Facebook 上の大人たち「大笑いした」

驚きながらも大受けしたブランディさんがこのカードを Facebook 上で紹介したところ、世の汚れちまった大人たちから大・反・響! 「面白い」「大笑いした」などのコメントと共に、「ウチの子も、こんなん作ったのよ」と “似たような作品” もわんさと集まってしまったのだ。

寄せられた子供たちの作品はどれも「可愛らしい風船」や「クリスマスツリー」、「ロボット」など想像力豊かで素敵なものばかり。けれども、汚れた大人たちの目には “全く別のもの” に見えてしまうのだった……。ごめんよ、子供たち! さてあなたの目には、ブランディさんが公開したカードは何に見えるかな?

参照元:Mirror(英語)、 Facebook
執筆:小千谷サチ