現在のテニス界に君臨する絶対王者といえば、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)だ。2016年の全豪オープンを圧倒的な強さで制したのも記憶に新しく、彼の強さを見ていると「ビッグ4」から一強時代に突入した感さえする。
年齢も28歳。これからもしばらくその時代が続きそうな彼だが、先日の試合で小粋な技を披露し観客を魅了するシーンがあったのでご紹介したい。一体、どんなプレーが飛び出したのかというと……
・マイアミで行われている試合
そのシーンが見られたのは、2016年3月21日から4月3日にかけてアメリカで行われている「マイアミ・オープン」の2回戦。ジョコビッチがカイル・エドモンド(英)と対戦した試合でのことだ。
動画「Djokovic Makes Unbelievable Catch Miami 2016」を再生すると、ジョコビッチのサーブを確認できる。際どいコースを攻めるもフォルト。カイル・エドモンドが高くボールを打ち上げ、そのボールがジョコビッチのもとへ戻ってくるのだが……
・ポケットキャッチ
な、なんとジョコビッチは高く舞い上がったボールをズボンのポケットでそのままキャッチ! そしてクールに取り出し、ボールボーイへと渡したのである!! リードをしている状況といえども、何たる余裕。これには観客も大喜びしている。
・王者の余裕
このポケットを使った小技を過去にも数回見せているジョコビッチ。これぞ王者の余裕といったところか。この試合も6−3、6−3と危なげなく勝利し、順当に勝ち上がっているだけに、同大会3連覇も近いだろう。
▼王者の余裕といったところか
▼過去にもポケットキャッチを見せているジョコビッチ
▼こちらは足でトラップしてポケットキャッチ
https://www.youtube.com/watch?v=TfmnIzoZZj4