ドローンとは、今や世界中が大注目の小型無人飛行機だ。2016年3月7日、そんなドローンの国際レースがアラブの中心都市「ドバイ」で開催されて話題だという。
なんと賞金総額は1億円以上にもなり、屋外に作られた巨大なコースがいまだかつてないほどハイクオリティーとのことだが……さて、それはどんな大会なのだろうか、動画と合わせてご紹介したい。
・ワールド・ドローン・グランプリ
ドバイ皇太子の呼びかけで開催が決定したという国際ドローンレースの大会名は「ワールド・ドローン・グランプリ(World Drone Prix)」だ。日本を含む26カ国から150以上のチームが参加し、ドローンの操縦技術などを競うという。
・賞金総額は約1億1300万円(100万ドル)
冒頭でお伝えした通り、まず驚くべきは、その賞金額である。なんと、優勝者には約2820万円(25万ドル)、準優勝者には約1410万円(12万5000ドル)、そして第3位には約564万円(5万ドル)の賞金が与えられるそうで、さらに、その他すべての賞金を合わせると、総額で約1億1300万円(100万ドル)にもなるというのだ。
ちなみに、この大会で優勝したのは15才の青年率いるイギリスのチームで、日本のチームは残念ながら予選で敗退してしまったとのこと。
・1周あたり約591メートルにも及ぶ超大型コース
そして、この大会のもうひとつの特徴が、コースの美しさである。1周あたり約591メートル(650ヤード)にも及ぶ超大型コース全体にLEDライトの装飾が施されているとのことだが、ドローンのカメラで撮影されたレース中の映像を見ると……。
・まるでゲーム『F-ZERO』
スゲェェェエエエーーー! コース周辺のスポットライトが、暗闇の中で鮮明に光っていて美しすぎるぞ!! これは、とても現実のものとは思えない……まるであの伝説のレーシングゲーム『F-ZERO(エフゼロ)』のコースのようではないか。
ドローンレースのためにここまでやるとは……さすが、世界最大級の建造物が立ち並ぶ都市、ドバイである。
・大会出場を次の目標にしてみては
賞金額からコースのクオリティーまで、とにかく気合の入り方がハンパないこの大会。ドローンの操作に自信のある方は、大会出場を次の目標にしてみるのも良いかもしれない。ただし、練習の際は事故の無いよう注意してくれよな!
▼これがドローンのカメラで撮影されたレース中の動画だ!
▼「コースのメイキング動画」がこちら。
▼「予選」の動画がこちら。
▼「大会ファイナル」の動画がこちら。