2016年3月4日。アメリカ発の大手ハンバーガーチェーン店『カールス・ジュニア』が、東京は秋葉原にオープンした。肉々しさ満点でウマいことはウマいが、価格設定はかなり強気……ということは以前の記事でお伝えした通りである。
正直、コスパは良くないどころか悪い方に入るというのが筆者の率直な感想だが、果たしてモーニングメニューはどうなっているのだろう? というわけで今回は、カールス・ジュニアが毎朝提供している「ブレックファスト」の内容をレポートしたい。
・朝食は8時から10時半まで
カールス・ジュニアのモーニングメニューは、オープンの8時から10時半までの間、2時間半のみ販売されている。実はモーニングの時間帯でもレギュラーメニューの注文は可能だから、朝からドデカいバーガーを食べることも出来るのだ。
それはさておき、朝限定のメニューは全6種類。セットはプラス350円で、ハッシュポテトとドリンク付きとなっている。メニューは大きく分けて、ハンバーガー・パンケーキ・マフィン・デニッシュの4カテゴリーがあり、今回は4種類を食べてみることにした。
・ベーコンエッグチーズマフィン(330円)
マクドナルドのエッグマックマフィンに代表されるように、ファストフードにおける朝食の定番、マフィン。カールス・ジュニアでは、卵が薄焼きたまごタイプのオムレツとなっている。写真を見るといかにもウマそうだが、残念ながらその卵の存在感がほぼ感じられない。筆者なら迷うことなくマックを選ぶだろう。
・ソーセージエッグチーズデニッシュ(390円)
日本のファストフード店ではあまり見かけないデニッシュ。「本場っぽいじゃん!」と実は一番期待していたが、デニッシュにはサクサク感がなくモサモサした食感だ。う、うーむ。こちらも卵の存在感が感じられず、残念ながらオススメという結果にはならなかった。
・ベーコンパンケーキ(450円)
パンケーキ2枚とベーコンのセット。写真と比べたときのベーコンの貧弱さはさておき、パンケーキ自体はかなりウマい。日本仕様なのか、モッチモチの生地の食感が抜群だ。450円は多少高い気もするが、先に紹介した2つよりは断然オススメ。
・ブレックファストバーガー(540円)
カールス・ジュニアらしい大きめサイズのハンバーガー。バンズの中には、パテ・ベーコン・チーズ・オムレツ・ハッシュポテトがサンドされている。同店ご自慢の肉々しいパテは当然として、ハッシュポテトのサクサクとした歯ごたえがウマい! ボリュームもあるから、これで540円ならばある程度納得できる。
・朝も割高
結果として、カールス・ジュニアのオススメモーニングは、断トツで「ブレックファストバーガー」ということになった。大きすぎてちょっと……という人は、ベーコンパンケーキがいいだろう。
総合すると、レギュラーメニュー同様、モーニングメニューも他のファストフードチェーン店と比べると割高であることは否めない。朝のカールス・ジュニアを利用する際は、「ブレックファストバーガー」か、通常のレギュラーメニューをオススメしたい。
最後に一点、カールス・ジュニアの素晴らしいポイントとして「店員さんの接客態度」も挙げておこう。オープンしてから間もないのに、特にホールにいる店員さんの接客はハートフルで文句がない。店内で食事をする人は、ぜひ注目してみよう。
参考リンク:カールスジュニア
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼朝メニューは、4カテゴリー全6種類だ。
▼ベーコンエッグチーズマフィン(330円)。
▼もちろんまずくはないが、筆者なら迷うことなくマックを選んでしまうだろう。
▼ソーセージエッグチーズデニッシュ(390円)
▼ちょっとデニッシュに期待しすぎたかな? イマイチ。
▼ベーコンパンケーキ(450円)。
▼見本と比べた場合のベーコンの大きさについてはノーコメントだ。
▼生地がモチモチしててかなりウマい。こちらはオススメ。
▼ブレックファストバーガー(540円)。
▼ちなみにセットだと、プラス350円でハッシュポテトとドリンク付き。
▼このハッシュポテトはウマかった。
▼ブレックファストバーガーの中身。これはウマい。朝メニューでは1番オススメ。
▼正直、朝も割高ではあるが、店員さんの接客態度は本当に素晴らしいぞ。