突然だが、皆さん! 男性の体のなかで、最も弱く、最も敏感な場所と言えばどこだろうか? きっと9割の人が “股間” と答えるだろう。たいていの格闘技でも股間への攻撃はNG。ここだけは鍛えようがない……。
というのは思い込みだったかもしれない! なんと中国には局部を鉄のように鍛える秘術があるというのだ。習得すれば鉄の塊をぶつけても痛くはないらしい。マジかよ!? その様子は動画で確認することができる。
・絶技『鉄股功』が伝わる村
この動画が撮影されたのは河北省洛陽にある軍屯村だ。いかつい雰囲気の名前だが、これは三国時代に、曹操が立ち寄ったためこの名がつけられたと言われている。
しかし、この村の雄壮さは名前の由来だけではなかった。村人の股間もまた雄壮で強靭だというのである。股間を鉄のように鍛え上げる絶技『鉄股功(鉄擋功)』が伝わる村なのだ。
・股間の強さを披露する村人
『鉄股功』は、300年以上前から村に伝わっているという。それが2016年2月に村で行われたイベントで披露されたぞ! 動画には股を大きく開いて仁王立ちする男性が映し出されている。
そして男性の前には、上から吊るされたレンガいっぱいの箱が。その箱が鐘を突くように、彼の股間に向かって放たれる。そして……クリティカルヒットォォォ! 痛い、これは痛い!! しかし、男性は「アウッ!」と一声を出しただけで、命に別条はないもよう。何回も披露したあと、インタビューにも答える余裕ぶりである。
・健康にも良いらしいヨ / 前立腺の病を防ぐ
レンガが当たった瞬間、彼の体内では何が起きていたのだろうか? それはわからない。『鉄股功』は、村の中でも “王” と “唐” という名を継ぐ者にしか伝授されなかったそう。そのためだろうか、軍屯村に伝わる『鉄股功』の原理は大っぴらにはされていない。
ネット上では「睾丸を体内にヒュンッと入れる説」「物理的にガチガチに鍛える説」「気を集めて瞬間的に固くする説」など様々な説が囁かれている。また、別の流派に伝わる練習方法は局部のマッサージだとも言われているが、軍屯村のものについては不明だ。
軍屯村の『鉄股功』について、ただひとつ言えるのは、どうも健康に良いらしいということ。継承者いわく「『鉄股功』の練習は腎炎や前立腺の病気を防ぐだけでなく、体を強くし、長生きができる。いいことずくめですよ!」とのことである。
参照元:Youku、洛陽新聞、Appledaily(中国語)
執筆:沢井メグ
▼こちらがその動画(YouTube版)
https://www.youtube.com/watch?v=GsmuNroBf-4
▼中国動画サイト版