一人暮らしは何かと寂しいものである。家に帰っても部屋は真っ暗。何をするにしても自分でやらねばならず、慣れているとしてもどこか寂しさを感じるものだ。特に今の時期は、身も心も寒くなる。
しかし、これからはそんな一人暮らしともオサラバだ。なぜなら世界初のホログラムコミュニケーションロボット「Gatebox」が爆誕! なんと自分好みのキャラクターと一緒に暮らせるというのだ!
・ロボットと共同生活
とはいえ、名前を聞いただけではピンとこない人もいるだろう。そこでご覧いただきたいのが、ウィンクルパブリックが公開した動画「Gatebox – Hologram Communication Robot」である。
再生してみると、若い男性が実際にロボットと暮らしている様子を確認できる。驚くほどに日常会話が成り立っており、優しい言葉を投げかけているロボットは、まるで天使のようだ。
・さまざまな状況に対応可能
ここで気になるのは、どうして臨機応変に会話ができるのかということ。公式サイトによると、ホログラム投影技術や多種多様なセンシング技術が使われており、キャラクターが主人(ユーザー)の行動を認識するらしい。例えば朝になれば主人を起こし、夜に帰宅すれば優しく出迎えてもくれる。
さらにインターネットや家電など、さまざまなモノとつながることで、今日の天気を伝えたり、お風呂あがりにテレビをつけたりといった日常のお手伝いもしてくれるという。まさに「次元を超えた共同生活」である。
・新たな時代の到来を感じるロボット
ちなみに今回の動画で紹介されているロボットの「逢妻(あずま)ヒカリ」は、一人暮らしをサポートする癒し系キャラとのこと。これからどんなキャラクターが追加されるのかなどは発表されていないが、スゴい技術からロボットが生み出されたことに変わりはない。次世代はもうすぐそこまで来ている。