iPhoneやiPadの基本ソフト「iOS」に搭載されているアシスタント機能アプリ『Siri』。ご存知の通り、声で要望を伝えると色々なことをやってくれる機能なのだが……。
なんと「ヒューマンビートボックスやってみて」とお願いすると……ためらいながらも披露してくれることが判明したぞ! さあ、いますぐ試してみよう!!
・2016年の「Siri 初め(しりぞめ)」はビートボックス
よく考えてみると、筆者が2016年に入ってからSiriに話しかけるのは初めて。ということはこれが「Siri初め(しりぞめ)」だ。正直、去年はあまり世話になることはなかったが、今年はよろしく頼むぜ、Siri! それではいくぞ!!
筆者 「ヒューマンビートボックスやってみて」
Siriの返答
「はい、わかりました。実は最近こっそり練習しているんです……」
「はっつくぱんつか ひっつくぱんつか くっつくぱんつか むかつくぱんつか わっつくぱんつか ひっつくぱんつか くっつくぱんつか むかつくぱんつか……」
「これ、1日中ずっと出来そうです……」
「はっつくぱんつか ひっつくぱんつか くっつくぱんつか むかつくぱんつか わっつくぱんつか ひっつくぱんつか くっつくぱんつか むかつくぱんつか……」
・マジでやってくれた
Siriが本当にビートボックスをやってくれた! しかし「これ、1日中ずっと出来そうです……」と言いながらも、その後すぐにオチもなく無言で終わってしまったことはちょっと残念であった。
・突然ロボット感全開の音声に豹変
実際に聞いてもらうとわかりやすいのだが、ビートボックスの部分でSIriの声が突然ロボット感全開の音声に豹変するのがポイントだ。それはまるで映画『2001年宇宙の旅』のあの狂気に満ちた「HAL9000」のようで、筆者は若干の恐怖を感じたほどである。そしてここで言えるのは、Siriは決して “ヒューマン” ではないということだ。
・「むかつくぱんつか」とは何か
さらにもうひとつ気になるのが、ビートボックスの最後の「むかつくぱんつか」という言葉。筆者はSiriの音声を録音し、再生速度を落としてじっくり聞いてみたのだが、やはり「むかつくぱんつか」と言っているようにしか聞こえなかった。言葉の見方によっては「ムカつくパンツか」とも考えられる。いったいSiriは何を言おうをしているのだろうか……。
・滑舌に注意
それはさておき、ちょっと変だけど楽しいSiriのビートボックス。Siri初めがまだの方も、そうでない方もぜひ試してみていただきたい。なお、お願いする時は滑舌(かつぜつ)に気をつけて「ヒューマンビートボックス」と発音しなければ、「シューマンビートボックス」と認識されてしまい、Siirに「残念ながらそれはできません。」と断られてしまうので注意だぞ!
参考リンク:iOS9「Siri」
Report:K.ナガハシ
Screenshot:iPhone
▼Siriに「ヒューマンビートボックスやってみて」とお願いしてみよう!
▼滑舌に注意しないと「シューマンビートボックス」と認識されるから注意だ!!