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有史より幾度となく予言されている世界の滅亡。最近だと、1999年のノストラダムスの大予言、そして2012年のマヤ暦の人類滅亡説などがある。しかし、世界は終わることなく私たちは健在だ。今日も生きている。

だがしかし……実は、この2016年、今度こそ世界が滅亡すると予言されているというのだ。それも5つも! その5つの予言が、海外サイトでまとめられて注目を集めているのだが……本当に今年が人類最後の一年になるのだろうか。

・その1 「2016年に地球の磁極が変わって滅亡」

2016年に地球の磁極が変わるという説。簡単に言うと、南極と北極の磁場が反転し、その影響で未曾有の災害が起きて滅亡するらしい。2011年に、自称NASAの科学者が警告。YouTube で語ったそうだ。

なお、磁極変動自体は、ファンタジーでも何でもなく、この長い地球の歴史のなかで何度か起きているという。そのたびに大規模な気候変動を引き起こしているのだとか。

・その2 「6月に終了 / 聖書を解読した結果」

“オンライン陰謀家”と呼ばれるデイビット・モンターニュ氏という人物が提唱。何でも、聖書を解読すると “反キリスト者” が現れ、2016年6月にこの世は危機を迎えるという。その “反キリスト者” こそ米オバマ大統領である、とまで話しているそうだ。

・その3「5月16日に小惑星がぶつかって10月に地球は滅ぶ」

牧師のリカルド・サラザール氏によると、2016年5月16日、地球に小惑星がぶつかり、その後10月25日に滅亡するという。ソースは神のお告げ。

・その4「キリストが再復活して滅亡」

旧約聖書「ダニエル書」を読み解くと、人類の滅亡は2016年であるという。神から全ての罪が許されイエス・キリストが再復活。この復活の瞬間こそ人類が滅亡するときらしい。

・その5「2016年2月14日に世界は滅亡する」

映画『ゴーストバスターズ2』のワンシーンより。なお『ゴーストバスターズ』の新作が2016年7月に米国で公開予定だが、それを待たずして人類滅亡とは、それだけで映画化決定である。

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・2016年イスラム大戦争?

以上が話題の5つの予言だ。何とも突拍子もない話で、何とも実感が沸かないが、ここでもうひとつ興味深い話を紹介したい。バルカン半島のノストラダムスことババ・ヴァンガの予言だ。

詳しくは日本最強のオカルト雑誌『月刊ムー』公式Webサイトでご確認いただけるが、911アメリカ同時多発テロ、2014年のインド洋地震と津波、そして2011年の福島の原発事故などを予言したババ・ヴァンガが、“2016年イスラム大戦争” に言及しているそうだ。その結果、ヨーロッパが死の大陸になると予言しているというのだ。

・ムーの編集長に聞いてみた

マジか! これは一気に信憑性が高まってきたのでは? それなら餅は餅屋、プロに聞いてみようと、『月刊ムー』の三上編集長に意見を求めてみた。すると……

三上「地球滅亡レベルの予言に関しては的中する可能性は、かなり低いと思います。ただ、いずれも予兆はあり、とくに聖書に関する預言に関しては、2015年はユダヤ暦で7年ごとにやってくる安息年で、経済的に株価が高値を記録した後に暴落する傾向があり、実際に中国株の暴落という形で現実となった。

しかも、昨年末からは翌年ヨベルの年に突入しており、国際的に大きな事件が起こる可能性が高いといわれ、すでにサウジアラビアとイランが国交断絶し、中東が緊張状態となっている。イスラム過激派組織ISの問題を含め、中東は今も火薬庫であり、その中心であるイスラエル及び聖地エルサレムで、第三神殿を建設する動きがある。

もし、岩のドームに手をつけるようなことがあれば、第5次中東戦争は必至であり、そこから火種はヨーロッパに飛び火し、第3次世界大戦へと発展する危険性をはらんでいることは確かだ」

──とのことだった。……予言以上に背筋が凍るコメントではなかろうか。さすがムー編集長……! たしかに、いま世界各所でキナ臭いかおりがプンプンしており、まさに一触即発。何が起きても不思議ではないだろう。

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果たしてこれらの予言は的中するのだろうか? そのときを迎えないとわからないだろう。ただひとつ言えるのは、あなたが信じても信じなくても、終わるときは、終わる。ただそれだけなのだ。

なお、1月9日に発売される月刊ムーの最新号でも「大予言2016」が特集されている。最新UMAレポートは「水棲UMA キャディ」、そして総力特集では、発禁本『天孫人種六千年史の研究』に触れるようだぞ。気になる人は書店へGOだ!

参照元:YouTubeMetro(英語)、ET Today(中国語)
協力:月刊ムー編集部(ムーPLUS)
執筆:沢井メグ
Photo:RocketNews24.

▼自称NASAの科学者からの警告

▼1月9日発売号には、複数の占い師が2016年を占う特集が載ってるぞ!
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▼ほろよいの月刊ムー編集長・三上氏
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