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荒川から早稲田までを繋ぐ路面電車・都電荒川線。この路線は大都会東京において、昭和の面影が残る数少ないスポットの1つである。街の中をガタゴト揺られながら進んでいると、流れる景色までも古き良き白黒の時代に戻ったような錯覚を覚える。

ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。今回訪れたのは、都電荒川線の停留場・宮ノ前にあるそば屋『もも屋』だ。普段、路面電車に乗る機会のない私(中澤)にとって、この店までの旅路も摩訶不思議なアドベンチャーだった。そして、この店のかき揚げそばにはロマンティックをもらってしまった!!

・路面電車に揺られながら

大塚駅から都電荒川線に乗車。昼ころの乗客は9割9分おばあちゃんとおじいちゃんだ。窓からは穏やかな日差しが差し込み、車内にはのどかな時間が流れている。こうしてガタゴト揺られていると、流れる景色にも現代とは思えない感覚を覚えてしまうから不思議だ。
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・テンションの高い看板

電車を降りた宮ノ前は、街にも昔ながらの雰囲気が残っている。そして停留場から線路沿いに歩いていくと、もも屋が右手に見えてきた。大きい赤看板に白抜きで「どうせ喰うなら旨いそば。」と書かれている。なんか街並みに比べて看板のテンションが高い気もするが……たのもー!
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・景気の良い主人

店内は入口に4人掛けのテーブル席があり、奥にカウンター席が7席ほど並んでいる。さっそく、かき揚げそば(500円)の食券を買い、カウンターに出すと「大盛ですか? 大盛無料ですよ!」と景気の良い主人が笑顔で対応してくれた。思わず大盛を注文。

・超ド級のかき揚げ

運ばれてきた大盛の器は「顔入るんじゃね?」というレベルのデカさだった。……しかし、そばの量以上に驚いたのはかき揚げのデカさ。その器からさえはみ出しているわらじのようなかき揚げが乗っているではないか。
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・終わらないかき揚げ祭り

他の店のかき揚げそばの場合、大盛を注文すると、麺の量に比べかき揚げが足りないという現象が起こりがちだが、このかき揚げは完全に大盛を想定したサイズだ。具には、タマネギ、ネギ、にんじん、エビが入っていてすべてがデカい! かき揚げ祭りじゃー!!
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食っても食っても終わらない永遠のかき揚げは、男のロマンと言っても過言ではないだろう。この店はたどり着くまでの道すがらも楽しめるため、そば好きはリトルトリップがわりにアドベンチャーしてみてくれよな!

・今回訪問した店舗の情報

店名 もも家
住所 東京都荒川区東尾久5-39-14
営業時間 平日8:00~14:00 17:30〜20:30 / 土曜11:00~14:30
定休日 日祝日

Report:立ちそば評論家・中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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▼どこか懐かしく穏やかな時間が流れる
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▼街並みに比べてやけにテンションの高い看板が目印
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▼かき揚げデカッ!
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▼デッカーーーー!!
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