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100年もあれば、ファッションやテクノロジーもかなり進化し、人の常識や道徳観まで大きく変わってしまうものである。では、毎日人間の生活を支える食事は、どうなのだろうか!? 

そんな疑問に答えるべく、100年間にわたる「アメリカの家庭の食事遍歴」をまとめた動画が話題となっているので紹介したい。なぜか、日本食文化の象徴とも言える寿司まで登場するのである!

・100年間にわたる「アメリカの家庭食の遍歴」をまとめた動画

外国人に、「日本食といったら何を思い浮かべますか!?」と質問したら、お寿司や天ぷら、味噌汁にトンカツなど、様々な答えが返って来るに違いない。ところが、日本人にアメリカの食べ物について尋ねたら、ハンバーガーやピザといった答えぐらいしか返って来なさそうである。しかも、ピザはアメリカが発祥地でない。

そんな訳で、100年間にわたるアメリカの家庭の食事遍歴をまとめた動画に、一体何が登場するのか興味深々である。

・1950年代には冷凍食品が人気に!

100年前の1915年から始まる動画で、まず、テーブルに姿を見せた料理はローストビーフとジャガイモで、なかなか豪華である。だが1945年までは、肉や野菜を基本とした料理で、特に大きな変化は見られない。

そして1955年には、「TVディナー」と呼ばれる食事が家庭で一般的に! これは、温めたらすぐに食べられるホイル状の皿に入った冷凍食品で、見た目は、日本のスーパーに売っている弁当に似ている。この頃から、チンするだけのお手軽料理が、家庭のテーブルにも並ぶようにもなったのだ。

・2005年には寿司がディナーに!?

そして、外国の食べ物が初登場するのが1975年で、なんとチーズフォンデュが出て来たのには驚いた。また1995年には、メキシコ系移民が増え始めたのを機にタコスがテーブルに並び、2005年にはついに寿司が登場!! 

アメリカの都市部では、子供でも寿司を好んで食べる家庭が多く、スーパーに寿司のパックが並んでいるのは普通である。アメリカ人はハンバーガーやホットドッグ、ピザばかりを食べているイメージがあるが、意外にもこういった食べ物は動画に姿を見せなかった。

こうして動画を見ると、アメリカの食事も大きな変化を遂げて来たことが良く分かる。意外な仕上がりになりそうなので、日本バージョンもぜひ作ってほしいなと思った次第である。

参照元:YouTube
執筆:Nekolas

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