人生において大きな節目となる結婚式は、親戚や友人を招いて祝う一大イベントだけに、準備も大変だしお金だってもちろんかかる。
そんな大切な晴れの日を、直前でドタキャンされた女性が取った行動が最高だと、大きな話題を呼んでいるので紹介したい。あまりにもギリギリで式自体がキャンセルできなかったため、その女性は、なんと披露宴に出すはずだった料理をホームレスを招いて振る舞ったというのである!!
・式の5日前に結婚が破談に!!
米カリフォルニア州サクラメントに住むクウィン・デュアンさんは、5日後に結婚式を控えていた。だが、直前になって結婚に怖気づいた婚約者が、結婚を取りやめにしたいと言い出したのだ。
話し合いの末、結婚式をキャンセルすることになったクウィンさんは、その旨を招待客に伝える屈辱的な経験をすることになってしまう。しかも、あまりにも式の取り消しが急だったため、3万5000ドル(約420万円)をつぎ込んだ式をキャンセルできなかったのである!
・披露宴の料理をホームレスに振る舞うことに!
普通だったら、結婚式をドタキャンされたショックで泣き崩れて、放心状態になってしまいそうだ。だが、クウィンさんは「最悪の事態を何かポジティブなことに変えたい」と、披露宴に出す予定だった料理をホームレスの人達に振る舞おうと考えたのだ。
そこで、いくつかのホームレスシェルターに連絡を取ったところ、90名のホームレスが、披露宴を行うはずだった四つ星ホテルに次々と到着した。
・キャンセルできなかったハネムーンは母親と楽しむことに!
思いがけず超豪華な料理に舌鼓を打つことになったホームレスは、「大切な人を失って大変な経験をしたばかりなのに、本当に寛大だと思います」と、感謝の気持ちを述べている。そして、ハネムーンもキャンセルできなかったクウィンさん、婚約者と行くはずだった南米ベリーズに、母親と一緒に出かけるそうだ。
クウィンさにとっては辛い経験だったに違いないが、土壇場になって怖気つくような男性と無理に結婚しなくて良かったと思う。彼女のように心が広くてポジティブな女性なら、きっとすぐに素敵な男性と出会えるのではないだろうか。
参照元:YouTube、E!Online、KCRA(英語)
執筆:Nekolas
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