shinfuro

以前の記事で、大分県のPR動画を紹介した。元日本代表のシンクロチームが、温泉でシンクロをする「シンフロ」は、面白さと作り込みの細かさで絶大な支持を得て、ネット上で話題になったのである。

この映像を見た人は、シンクロの妙技に目を奪われたに違いないだろう。実はこの映像、もうひとつシンクロしているものがあった。それは音である! メイキングを見てビックリ!! 大分県で収録された80以上の音を1曲にまとめていたのだ。マジかよ、全然気づかなかったぞ~ッ!

・ダイナミックな演技

大分県広報広聴課が2015年10月はじめに公開した動画、「『シンフロ』篇 フルバージョン」はネット上だけでなく、テレビでも取り上げられ、公開から約2週間で70万回以上の再生数を獲得している。温泉という限られた場所で、シンクロチームがダイナミックな演技を披露しているところが見ていて面白い。

・何か妙だ……

演技に使われている曲は、滝廉太郎の『花』だ。おそらく誰もが1度は耳にしたことのある、日本らしい楽曲なのだが、映像を見ていて、何だか妙な感じがしなかっただろうか。

・収録した音をシンクロ!

たしかにあの曲の聞き慣れた旋律は流れている。しかし音がどうも変な感じ。実はこれ、大分県内で収録された音だけを使用して、アレンジされていたのだ。たしかによくよく聞いてみると、ツギハギだらけの音のように聞こえてくる。これらの音は1つひとつ収録されたものであり、メイキング映像を見ると驚くほど細かい作業が繰り返されていたことがわかる。マジかよ、驚くほど手間と時間がかかっているじゃないか。すごいなコレ。

シンクロの演技もさることながら、音も素晴らしい。大分県広報の本気が感じられる。

参照元:YouTube
執筆:佐藤英典

▼こちらが楽曲「花」のメイキング映像

▼あらためて「シンフロ」の映像と一緒に見ると、映像と音がシンクロしていることがわかる。スゲェエエ!