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以前の記事で、女子力高めの女性が「草食系男子」についてご立腹であることをお伝えした。25歳の彼女、M・デラックスさんは温厚なキリンでさえも、いざとなればライオンを蹴り殺すという話を持ち出して、草食系男子に底力を見せよと訴えたのである。

では、彼女は肉食系女子のことをどう考えているのだろうか? 彼女によると、どうやら表向きとは違う肉食系女子の意外な側面があるようだ。

・なぜ肉食系女子が生まれた?

記者 「デラックスさん、前回草食系男子にかなり厳しい意見をお持ちだったと思うのですが、逆に肉食系女子をどうお考えですか?」
デラックス 「よく考えてください。なぜ『肉食系女子』なんて言葉が生まれたのか」
記者 「なぜですか?」
デラックス 「男子の草食化が影響していると私は思います。相対的に女子が肉食化しているように見えることから、こんな言葉が生まれたんじゃないでしょうか」
記者 「そうなんですかね」
デラックス 「なんだかんだ言ったって、やっぱり女子は追われたい生き物なんです。男子が追ってこないがゆえに、追わなくてはいけない状況ができたと思いませんか?」
記者 「そうですかね。あんまりそう思わないけどなあ……」
デラックス 「追わなければいけない、そんな必然に従ったら、肉食呼ばわりされたという訳です」

デラックス 「肉食系男子の存在は、ただグイグイ来るだけ。好意の押し売りをしている訳ではないと考えます」
記者 「と、言いますと?」
デラックス 「さっきも言いましたが、女子は追われたいんです。追われたり褒めちぎられることによって、女子は自信を持つことができるんですよ」
記者 「自信を持つ……」
デラックス 「私って魅力的かも? そう思うことによって、女子はもっともっと輝くことができるんですよ、可愛くなろうと努力するんですよ!」
記者 「すみません、話は肉食系女子なんですが(どんだけ草食系男子に恨みを持ってんだよ……)」
デラックス 「だから! だから、肉食系に見えても、それは強がり。本当は追われたいの! 可憐ではかない女子はチヤホヤされたいの!」

記者 「なるほど、ということは肉食系女子は本人たちもグイグイ行くことを望んでないと」
デラックス 「そこまでは言わないけど、やっぱり男子にリードして欲しいに決まってますよ。草食系男子が己の力を発揮しないからこそ、女子がリードしなければならない。それがよろしくないんです。女子に自信を失わせるような、ナヨナヨした草食系男子は、自然の摂理を変えてしまう、罪深き存在だと思います。と強めに言っておきましょう!」
記者 「わ、わかりました。ありがとうございました……」

・何があったんだよ……

話は肉食系女子だったのだが、どうも彼女は草食系男子の話になると、かなりアツくなってしまうようだ。今回は自然の摂理にまで触れ、「罪深き存在」とまで言っていた……。マジで何があったんだよ、気になってこれ以上質問できねえじゃねえか……。

まあとにかく、恋愛はお互いの距離感のバランスだと思うので、より良い距離感を保って関係を楽しむと良いのではないだろうか……。

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24.