みなさん、『豆腐生チョコ』なるものをご存知だろうか? ホリエモンこと堀江貴文さんプロデュースの『豆腐生チョコ』が革命的でウマいということは、当サイトでも過去にご紹介している。
だが、結構時間が経ってしまっているので、再度この『豆腐生チョコ』について着目してみようと思う。ただし、今回は “自分で作る” 豆腐生チョコである。なんと、板チョコと絹豆腐で、超簡単に なんちゃって豆腐生チョコが作れてしまうのだ!
・『なんちゃって豆腐生チョコの作り方』
【材料】
・板チョコ:150g(市販の50gのもの3枚)
・豆腐:150g
・ココアパウダー:適量
【作り方】
1.板チョコを細かく砕いて、レンジで1〜2分加熱。(※加熱しすぎると固まってしまうので、本当は湯せんがベスト)
2.豆腐を潰して滑らかにする。
3.溶けたチョコがムラなく滑らかになるまで混ぜる。
4.2の豆腐を IN
5.ムラなく混ぜる。
6.型に流し入れる。(クッキングシートやラップを敷いておくと取り出しやすい)
7.冷蔵庫で冷やし固める。
8.カットしてココアパウダーをふりかけて完成\(^o^)/
──以上。
特別なものは一切使わず、ほとんど混ぜるだけ! まさに超簡単……なのだが……! なのだが!!
・失敗した
結論からいうと、失敗した。一晩冷やしたにもかかわらず、ユルすぎるのだ。一応、ココアをまぶせばなんとかなるかな? と試してみるも……どうにもならなかった。手でつかむのがやっとで、掴んだ瞬間に口に運ばないと崩れてしまう……という、非常に危うい感じである。
・「うまい」の嵐
完成したのは、泥だんごのような塊。苦笑いをたたえつつ編集部の皆に振る舞うも、あまりのひどい見た目に、突きつけられた瞬間、皆一様に「うわッ……」という表情を隠せなかったが……? 恐る恐る口に運んだ瞬間、その怯えた口元は笑顔に様変わり。ズバリ、美味なのだ!
豆腐とチョコがこんなにも相性がいいなんて! さらに、この豆腐生チョコは半分が豆腐でできているので、生クリームを利用する従来の生チョコよりも断然ヘルシー! さらに、お腹にもずっしりときてなかなか食べ応えがあるのだ。
・思わぬ翌朝効果が……!
さらに! 食べきれなかった分を冷蔵庫に寝かし、翌日食べたところ……ギュッとなってる! 昨日までユルユルだった豆腐生チョコが、まさに生チョコさながらのしっとり感を備えている!
出来たての豆腐生チョコは、豆腐の存在感が割としっかりあり、豆腐とチョコが交互に顔を出すような味わいだったのだ。それはそれで違和感はなく、新しい味として好評だったのだが、一晩寝かせた豆腐生チョコは、濃厚さも一層際立ち、豆腐の風味も和らいでいた。なかなか本格的な生チョコに変身したのだ!
──と、いうわけで、失敗したと思われた豆腐生チョコは、よく冷やすことで劇的な巻き返しを遂げ、本格派生チョコとなった。私の失敗から何かを得て、是非これよりも美味しそうな豆腐生チョコにトライしてみていただけたら幸いだ。
Report:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.
▼露骨にイヤそうな かわらの記者。
▼「(……あ、悪くない……。)」
▼「(うーわー……)」という表情を隠しきれないメグ記者も……
▼「おおっ!」
▼「えっ!?」
▼「めちゃくちゃウマくないすか? コレ。」
▼出来たてはこのようにユルいチョコだったので
▼形状記憶が不可能な感じであった。
▼完全に泥遊び状態となってしまったが……
▼一晩寝かせたら固まった!
▼しっとりと濃厚な生チョコに!
▼ちなみに! チョコをレンジで加熱しすぎると……
▼固まってこうなるので注意! 様子をよく見ながら、チョコの形が崩れない程度にとどめよう。本当は湯せんが一番。