ビールたこや

突然だが男性に質問したい。今まで付き合ってきた人から、別れ際に言われたヒドイ言葉とはなんだろうか? 筆者は「男のくせに声が高い」という声帯への批判や「オデコが広いんじゃなくてハゲ始めなんじゃない?」という根拠のない言葉まで頂戴したことがある。

特に気にしたのが「男らしさをもってないの?」という言葉だ。言い返したかったが、それもみっともない……。そこで筆者は考えた! 言葉ではなく料理、レシピで表現し、食べて知ってもらおうじゃないかと!!

ということで、今回は「男らしさ」をテーマに「漢(おとこ)のたこ焼き」を考案してみたぞ! 男らしさ溢れかつ激ウマ、そのレシピは以下の通りだ!!

・「漢のたこ焼き」の作り方

【用意するもの】
ソース等がかかっていない「たこ焼き」
ニンニクチューブ
青ネギの輪切り
マヨネーズ

【調理方法】

1.たこ焼きにの上にニンニクペーストをドバドバと豪快にかけよう! 「豪快さ」は漢の代名詞だッ!
ペースト

2.そこに青ネギを。青ネギが無ければ白髪ネギでもいいぞ。漢には「臨機応変さ」も大切。
ネギ

3.さらに青ネギにマヨネーズだ! たっぷりの青ネギにマヨネーズはたこ焼きでは定番。これはパクリではない! 漢に必要な「他者への敬意」を表現だッ。
完成

──以上である。非常に簡単だ! 作ってる段階でニンニク臭がハンパない! クサい!! なんだこれは……これが漢か!? だが、食べてみるとマヨネーズとニンニクがバッチリあっていて good!! である。

当初は、ニンニクペーストだけにしようと考えていたのだが、「なにか別のもの加えたほうが良いんじゃない?」という意見を聞き、青ネギとマヨネーズと入れて正解だった。漢には「他者の意見を受け入れる」大きな器も必要だ! 

筆者が考える “漢らしさ” を込めた渾身の一作。皆さんには伝わっただろうか?

・残念なお知らせ / 食べてもらう人がいなかった

男気溢れるたこ焼きは完成した。しかもウマい。それはいいのだが……非常に切ないことに、筆者は好きだった女性に、この思いを表現した「漢のたこ焼き」を食べてもらうことはできない。もう会うこともないだろう。向こうも会いたいと思っていないし、すでに終わった恋なのだ。

そこでネットで見つけた『アイディアたこ焼きコンテスト』に応募する事にした。優秀賞を受賞すれば商品化するらしく、もしかしたらどこか遠くで口にし、彼女が求めていた「男らしさ」が伝わるかもしれない……。

筆者は今回、思いを言葉ではなく「レシピ」に変え、表現することにチャレンジした。失恋男子はぜひ、言葉ではなく漢の料理で気持ちを形にしてほしい。食べさせる相手がどこか遠くへ行ってしまったのなら、作った料理(おもい)を自分で噛みしめて新たな恋に挑戦しようじゃないか!

参考リンク:アイディアたこ焼きコンテスト
Report:
Photo:RocketNews24.

▼『漢のたこ焼き』ウマすぎた(笑)ビールがほしくなる!! 食べて飲んで忘れようぜ!
完成
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▼さっそく応募したら、応募先のサイトに掲載されていて笑った
たこ焼き応募

▼ちなみに「漢のたこ焼き」を作るにあたり、本場大阪の味『天王寺アベノタコヤキやまちゃん』の「こぼれネギ(税込600円)」を参考にしてみた。パクリじゃない! リスペクトだ!!
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▼こちらはレシピを考える際に食べてみた『芋蛸』の「チーズたこ焼き(税込700円)」は「チーズがこってり?」と思っていたが意外とサッパリしていた
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