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今年は、めでたくも雑誌『りぼん』創刊60周年! 多くの女の子(場合によっては男の子)が登る “乙女の階段” の1段目と言っても過言ではない、集英社が誇る王道の少女漫画雑誌である! 

そんな『りぼん』は現在、様々な形でかつての「全国250万乙女」たちに懐かしい感動を与えている。それらを可能な限り入手しご紹介していこうと思う。今回は、今年2015年7月に発売された『りぼんの付録 全部カタログ ~少女漫画誌60年の歴史~』だ!

・表紙から「攻め」

1955年の創刊から2015年までの全ふろくが、一挙にまとめられたこの『りぼんの付録 全部カタログ ~少女漫画誌60年の歴史~』。パッと見ただけで「あ”ア”ア”ア”ア”ア”ーーーー‼︎」と叫んでしまう表紙となっている……! 姫ちゃん……翠(みどり)ちゃんにスドーザウルス、ときめきトゥナイトに まるちゃん……そして、心配性なお父さん(パピィ)‼︎

表紙という名のトビラを開くと、そこには表紙でこみ上げた想いをさらにアツくする懐かしい “ふろく” が、これでもかとばかりに網羅(もうら)されている。「コレおぼえてる‼︎」「コレ持ってた‼︎」「コレ知らねぇぇぇぇッ……‼︎」などなど、感じたことは気付いたら声に出してしまっているほどだ。

・崩壊する涙腺

見覚えのある “ふろく” を目にした瞬間、私は感極まり興奮した。当時、『りぼん』の発売日を心待ちにしていたこと、買って帰るや即行でヒモを切り、真っ先に “ふろく” を開封したこと。そしてせっせと作り終えると、ひと満足で「さて」と漫画を読み始めていたこと……。そんな自分を思い出し、気付いたら泣いているほどだ。

・後半は教科書

そんなこんなで、冒頭のカラーわずか数ページで9割のエネルギーを消費。残りの白黒ページでは歴代の “ふろく” が年代別にリスト化されていたり、歴代の別冊まんがの紹介もあるのだが……。なんせ60年分の歴史の集約であるため、自分の知らないアイテムや作品が大半。

歴史の深さに、まるで「国語便覧」を読んでいるような感覚をおぼえる。こうしてようやく賢者モードを取り戻し、しみじみと思い出を噛みしめつつ、りぼんの歴史と語り合うことができたのだ。
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・『りぼん』の少女たちへの想いが伝わる1冊

60年という節目を迎えるにあたり、古今東西の全りぼんっ子を対象としているこの『りぼんの付録 全部カタログ ~少女漫画誌60年の歴史~』。文字の多さが目立ったり、白黒だと物足りないという思いや、“応募者全員に大サービス” のグッズもまとめて欲しかった……!

などなど、思うことは人それぞれにあるとは思うが、 “ふろく” をまとめるという発想は実に斬新であり、なおかつ幼き日の記憶を鮮明に思い出す、貴重なきっかけであった。まだ手に取っていない人は是非、記憶の引き出しを開けるようにページをめくってみてほしい

──ちなみに、りぼんにおいて付録の表記が “ふろく” であるのには、「少女たちにとっての身近な存在であり続けるように」、との思いが込められており、60年間守られてきたルールだそうだ……。りぼん、ありがとう。アタイりぼんっ子でよかった

参考リンク:集英社『りぼん』
執筆:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.

▼裏表紙に載っている姫ちゃんのメガホンで感極まった筆者(私)。
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▼ここにも乙女がいた。

買っちまった……

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▼なかなかのツワモノだ。

小学生のころ姉から譲り受けた「お父さんは心配性じょうぎ」。宝物なので厳重に保管してる。

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▼思わず「うわあぁぁぁぁ……‼︎」という声がもれてしまう1冊なのだ!
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