アメリカでもっとも歴史ある炭酸飲料と言えば「ドクターペッパー(ドクペ)」だ!! 20種類以上のフルーツやハーブが入っているとされ、体が喜ぶかと思えば、なぜか感じるケミカルフレーバー。ときに、「知的飲料」と呼ばれることもある。
好き嫌いが分かれるところだが、その中毒性は強く、年に数回飲みたくなるのは私だけではないだろう。でも気になるのがカロリー。日本で 0kcal のドクペを飲もうとしたら、ヴィレヴァンとかで輸入缶を買わねばならないと思ってました、さっきまでは! 実は、国産のドクペが存在するというのだ。
・激レア! 国産の0kcalドクターペッパー
筆者と国産の 0kcal ドクペとの出会いは偶然だった。あるハーブコーラマニアが 0kcal のドクペを買ったというので分けてもらったのだ。白い缶の『ドクターペッパー・ダイエット』である。
輸入版だとばかり思っていたら、あれれ、日本語が書いてある!! しかも……国産……だと!? えっ? 販売者を確かめたら「コカ・コーラ カスタマーマーケティング(株)」と記載されていた。日本では、0kcal のドクペは売ってなかったんじゃなかったの!?
・飲んでみた → これはまさしくドクペの味ッ!!
全く何が起こっているのか理解できなかったが、とりあえず飲んでみた。おおおおおっ! これはまさしくドクターペッパーの味!! カロリーゼロの甘味料入りの飲み物は、どうしても砂糖と比べてややケミカルな味がするものだが、元々薬品っぽい味のドクペなら無問題(モーマンタイ)!
もちろん飲み比べれば、違いがわかるのかもしれないが、0kcalと信じられないほどのドクペぶりなのだ。あああ、私、これからドクペを飲むときは『ドクターペッパー・ダイエット』でいいです。いや、これがいいです!!
・売っている唯一の場所は……ズバリ『コストコ』だ!!
ウマイ……けど、海外版しか存在しないはずの0kcal ドクペが、なぜ、ここにあるんだ!? そんなわけあるか。そんなわけあるか。大事な事なので2回言いました。
というのはおいておくとして、コカ・コーラに問い合わせたところ、国産 0kcal ドクペは……ズバリ、会員制の激安店『コストコ』専用商品であるというのだ。缶の上に記されている「クラブマルチパック缶」という文字がコストコ専用商品の証拠である。
2015年6月現在、国産の 0kcal ドクターペッパーは一般販売はされていないそうだ。正規のルートでの購入はコストコに限られるようである。ちなみに30缶1500円くらいで買えるそうだ。
コストコでしか買えないレア商品ということもあり、売り切れてしまうことも多いと聞く。コストコに買いに行こうという人は、あらかじめ在庫確認をした方が良さそうだぞ。
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
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▼ドクターペッパー・ダイエット
▼マジで国産だった!!
▼0kcalのドクペを熱望していたサンジュン記者にあげたらビックリしていた