ファッションとしてショットガンを持ち歩きたいけど、「モノがモノなだけに怪しまれたら……」と不安に思っている人も多いだろう。当然である。たとえ玩具であっても街中でショットガンを構えるなんて、マッドで世紀末な世界でしか許されない。
だがしかし。ほんの少しの工夫をするだけで、たとえ東京の街中でも、何ら違和感なくショットガンを装備できる “新たな時代” が到来しつつあるので、その方法をお伝えしたい。答えは簡単、ショットガンを「自撮り棒」に改造すれば良いのである!!
・完全に市民権を得た自撮り棒er(ジドリボウァー)
この世に「自撮り棒」が登場してからしばらくの間は、みな「なにあれ(笑)」「ハズカシー!(笑)」と、やや失笑モードで『自撮り棒er(ジドリボウァー)』を見ていたはず。だが……今はどうだ? 自撮り棒を使うことなんて至って普通の光景だ。
伸縮するパイプの先っちょに、無線機能を備えたカメラ付き超ハイテク機器が装着されている謎のウエポンを目の当たりにしても、みな “見慣れた光景” としてスルーしている。もしもブルース・リーに渡したら、上手に振り回して武器にするはずなのに!
──と、そんな感じで、いつの間にか世界中で絶大なる市民権を得ていた自撮り棒。こいつとショットガンを組み合わせれば……おそらく誰もが「ああ、自撮り棒ね」と受け止めてくれることだろう。善は急げ、さあ制作だ! 作り方は以下のとおり。
【ショットガン自撮り棒の作り方】
材料
・捨てても良いレベルの安いショットガン(今回は中国製のエアガンを用意)
・めちゃくちゃシンプルな自撮り棒(今回は500円ていどのモノを用意)
・ホットボンド(グルーガン)
作り方
その1:エアガンをバラして、カッターやニッパーを駆使して、中身の構造をすべて取り去る。
その2:スカスカになったエアガンの内部に自撮り棒を入れて固定。
その3:ネジやクギを駆使して自撮り棒が動かないようにしつつ、ホットボンドでベチャベチャに固定。
その4:トリガー部分は残しつつ、輪ゴムなどを使い内部に引っ掛け「引ける状態」にしつつ(わりばし鉄砲のように)、元通りに組み立ててハイ完成!
──要するに、めちゃくちゃ雑に作っただけ……なのだが、いざ完成した「ショットガン自撮り棒」の姿たるや、遠目から見たらハンパない完成度! シュッと伸縮させてスマホを装着したら、完全なる自撮り棒! これでもう怪しまれない。しかもだ!!
ふつうに自撮り棒として便利に使えるうえに、もともと片手持ちのショットガンなので持ちやすいうえ、なによりスバラシイのは「常に銃口を向けられた構図で撮影できる」という、実に緊張感あふれた写真なり動画が撮影できるというオマケつき!!
どのようなアングルでShot(ショット)できるのかは、この記事の下に掲載した写真や、動画『マッド羽鳥トリシティ 〜怒りのサンダーロード〜』、もしくは「トリシティマッドマックス改造記事」を参照のこと。なお、静止画はタイマー撮影することになるが、私は “動画を撮って、あとからキャプチャ” という手法で使っている。Shot Gun!!
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼これがショットガン自撮り棒を駆使して撮影した動画だ!
▼もういっちょ動画「ショットガン自撮り棒で編集部をウロウロしてみた」
▼こんな感じで撮影できるぞ!
▼どっからどう見てもショットガンだ!
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