ツナ。筆者は幼い頃から缶がデフォルトだと思っていたし、基本的には缶タイプしか食べたことがない。というか、まさかツナが自分で作れるとは思っていなかったし、作ろうと考えたこともない。おそらく多くの人が筆者と同じであろう。
だがつい先日「ツナって超簡単に作れるんだよ」と知人から聞き、半信半疑で試してみたところ……マジ簡単! 「ツナってこんなに簡単に作れるんだ」と感激したのだが、食べたらマジ感動!! 「ツナってこんなにウマいのかよ!」と、震えるウマさだったのでご紹介したい。
・ご馳走級のウマさ
一般的に「シーチキン」とも呼ばれるツナだが、「シーチキン」とは はごろもフーズの商品名である。原料はまぐろかカツオで、名前の由来は味が鶏肉のささみに似ていることから来ているという。
誰に教えられたわけでもないが、幼い頃から「ツナは買ってくるもの」と思っていたし、ツナ自体もウマいにはウマいが、あくまでわき役的なウマさで「あらゆる食べ物でツナが一番好き」という人はあまりいないだろう。だが今回ご紹介するツナを食べたら、その概念は覆されるに違いない……!
用意するものは、まぐろ・オリーブオイル・にんにく・ローリエ・塩だけ。オリーブオイルはサラダ油でも代用可能だ。まぐろを使うから決して激安レシピではないが、その価値はきっとあるぞ。気になるレシピは以下の通りだ!
・「手作りツナ」のレシピ
【材料】
まぐろの赤身:サクで2つ
ニンニク: 2かけ
ローリエ:2枚
オリーブオイル:適量
塩:適量
【作り方】
1:まぐろの全体に塩を振り、20分放置。その後、キッチンペーパーで水分を拭き取る。
2:鍋にまぐろ・潰したにんにく・ローリエを入れ、ひたひたのオリーブオイルを投入。
3:弱めの中火で火にかける。グツグツしてきたら最弱火で20分間煮る。
4:火を止めて冷めるまで放置。冷めたら油ごと容器に入れて冷蔵庫で冷やす。
以上である! 要するにオリーブオイルでまぐろを煮るだけなのだが、これが感動的なウマさ!! 今まで缶タイプしか食べたことがない人は、ツナのポテンシャルの高さに驚くはずだ。分量は適当なので、そこまで気にする必要はない。ただし、火加減だけは注意してくれ。詳しくは画像にまとめたので、そちらも参考にしてほしい。
・食べなかったら後悔する
そのまま食べても意外と味が付いているので、まずはそのまま食べてみてほしい。もちろんその後は、塩・コショウ・しょう油・マヨネーズ・レモンなどをかけて食べてもOKだ。刻んだピクルスと和えて、ツナサンドにしても超絶ウマいし、残った油は旨味が凝縮しているから、ペペロンチーノやアヒージョに使えるぞ。
筆者のように「ツナ=缶」だと思っている人に、ぜひ食べてほしい。これを食べずに死んだら、死んでも死にきれず地縛霊になるレベルのウマさだと言っておこう。マジで簡単で感動的なウマさだから、ぜひぜひ一度試してみてくれよな!
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼材料。まぐろ、オリーブオイル、にんにく、ローリエ、塩。
▼まずはまぐろに……
▼塩をふり20分放置。結構水が出るぞ。
▼20分後、キッチンペーパーで水をふき取ろう。
▼鍋にまぐろを入れる。
▼にんにくとローリエも投入し、ひたひたのオリーブオイルを投入。
▼弱めの中火で、フツフツしてくるまで火にかける。
▼こんな感じ。ここから最弱火で20分。まぐろは途中でひっくり返す。
▼それっぽくなってきた! あたりはにんにくの超いい香り!!
▼火を止めてそのまま放置。余熱でも火を通すのだ。
▼冷めたら容器へ入れ、冷蔵庫へ。
▼完成品。割ってみると……ツナや!!
▼ツナになってる! マウンテン・ツナ!!
▼感動的にウマい! マジで一度は試してほしい!!