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社会人たるもの、勤務時間中は常に最高のコンディションで仕事にいどみ、1ミリの隙も見せずにビジネスをこなしたいもの。ましてや仕事中に眠くなるなど言語道断である! ……と言いたいところだが、実際に眠いものは仕方ない

眠いときは無理に我慢するより、少しの仮眠を取った方が科学的にも効率が良いらしく、最近では大手企業を中心に、仮眠ルームが設置されたオフィスも増えているという。だがそんな環境はまだまだ少数派。「仮眠ルームなんて夢のまた夢」という人の方が圧倒的に多いことだろう。

そこで今回は、オフィスに仮眠ルームがない場合、どう寝たら一番効率よく仮眠がとれるのか、何パターンか試してみたのでご報告するぞ!

・まずは床で寝てみる

お恥ずかしながら筆者の場合、前日に何時間寝ようとお昼ご飯を食べたら100%の確率で眠くなる。ただでさえ低い集中力がさらに低下し、ぶっちゃけ全く仕事になりゃーしない。何時間もその状態が続くくらいなら、10分でいいから思い切り寝てリフレッシュした方が、絶対に効率的なのだ。

そこでまずは、各記者たちが粛々と仕事をこなす中、そのまま地面で寝てみることにした。……カタカタカタカタと、刻まれるタイプ音がうるせぇ! 眠いのは眠いのだが、これはダメだ、全然眠れない。横になれば眠れると思っていたが、案外そうでもないらしい。
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・デスクで寝る

次にデスクでうつ伏せになり眠ることに。悪くは……ない。悪くはないが、この体勢で10分眠ったところで、スッキリするとは思えない。眠れないことはないが「寝心地という意味では微妙」という結果になった。
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・トイレで眠る

続いて、トイレで隠れて寝てみることに。これは普段から使っている技なので自信がある。実際、密室は眠るのに適していたし、周囲の雑音も聞こえないので悪くはない。ただ「誰かが使うかも」という緊張感が常にあるため、やはり寝心地がいいとは言えないだろう。
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・巨大クッションを使う

やはり、横になるのがベストと考えた筆者は、巨大クッションを使うことにした。これは……イイ! 雑音は変わらないものの、体を預けている安心感が、ただ横になるのとは大違いである。クッション一つで、こうも変わるかと正直驚いた。
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・ひざ枕で寝ると……!

次に、ひざ枕である。本来なら女性にひざ枕をしてもらいたかったが、それだと逆に眠れない可能性が高いので、見るからにひざ枕をしたそうな顔をしていたGO羽鳥編集長にひざ枕をしてもらった。すると……メチャメチャEE JUMP! 足から伝わってくるぬくもりが眠気と交ざり合い、瞬殺で寝てしまう勢いである!! これは大発見や!
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・うで枕は……!!

それならばということで、ぬくもりと安心感を併せ持つ うで枕にチャレンジしてみたのだが、結果的にはイマイチであった。狙い通りぬくもりも安心感もあったものの、GO羽鳥編集長が異常にドキドキしたらしく、鼓動がうるさくて眠るどころではなかった。氷の心を持つクールガイのうで枕なら、また結果は違っただろう。
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結果としてオフィスで仮眠をとる場合、1位がひざ枕、2位が大型クッション……以下は微妙ということになった。1位のひざ枕はマジでスッと眠れるから、仮眠にはもってこいといえる。全てはビジネスを効率的にこなすため、みんなもひざ枕は絶対に試した方がいいぞ!

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼まずは、そのまま大の字で寝てみたが全然眠れなかった。
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▼次にデスク。眠れないことはないが、寝心地は良くない。
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▼トイレは悪くないが、常に緊張感があり微妙という結果に。
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▼巨大クッションはかなりイイ! オススメだ!!
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▼そして、ひざ枕は最高! スッと眠りに落ちる!!
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▼うで枕は悪くなかったが、鼓動が異常なほどドクドクしていて眠りづらかった。
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▼心なしか「感無量な顔」をしているGO羽鳥編集長。ひざ枕はマジでオススメだから、オフィスワーカーたちは試してくれよな!
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