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たかが1曲、されど1曲。どんな人でも、“お気に入り曲” が、1曲や2曲、いいや10曲くらいはあるはずだ。そして、あまりにもその1曲が好きすぎて、延々とループして聞いてしまう人も多いだろう。それすなわち、ヘビロテ(ヘビーローテション)……。

そんな「ヘビロテしてしまった曲」を、ロケットニュース24編集部員たちが自慢気にベスト10形式で紹介するのが、『俺のヘビロテ』である。約3カ月ぶり、5人目の打者となるわたくし沢井メグの “ヘビロテ曲ベスト10” をご紹介したい。

ヘビロテしている曲をさらすなんて、なんだが自分の内面をさらけだすようで恥ずかしい限り……! でも語っちゃうからついて来てねっ!!

・沢井の「ヘビロテ曲ベスト10」

きっと沢井を直接知っている人は、私のヘビロテと聞いて「あっ、察し」状態だと思う。なぜなら私は特定のジャンル、具体的にいうと中華圏の音楽 “C-POP” ばかりを聞いているからである。私的J-POPは、90年代のTKサウンドくらいで停止したままだ。そんな沢井の自分でも引いたベスト10は以下のとおり。

第10位:再生回数143回『聖誕夜驚魂』by Mayday(五月天)

台湾の国民的バンド「Mayday(メイデイ / 五月天)」が歌う可愛らしいクリスマスソング。冬になると世の中は広瀬香美や山下達郎だが、私は『聖誕夜驚魂』。……というセレクトに共感できる人とは中華カラオケで一晩中盛り上がれそうである。

第9位:再生回数144回『亂世浮生』by Mayday(五月天)

日本語タイトルは「乱れた世界で」らしい。軽快で可愛らしい楽曲。MVには台湾ドラマ『イタズラなKiss』や『蘭陵王』に出ている女優アリエル・リンが出演していて、めちゃくちゃ可愛い。……という話が一緒にできる人と共に台湾ドラマの鑑賞会ができれば、本望である。

第8位:再生回数146回『約翰藍儂+我』by Mayday(五月天)

Mayday、つづきます。「約翰藍儂」はビートルズの「ジョン・レノン」のこと。Maydayがビートルズに憧れていたのが曲のモチーフになっている。そんな曲のライブアレンジだ。ライブのわさわさした臨場感があっていいよね!

第7位:再生回数148回『GO!天正遣欧少年使節』by天正遣欧少年使節

唯一ランクインした日本語の曲! まさかの『戦国鍋TV』(笑)!! 『戦国鍋TV』は数年前に放送されていた歴史バラエティ番組で、そのなかの1コーナーに歴史上の人物がミュージシャンになって歌って踊るコーナーがあった。

こちらは、そこに出てきた4人組アイドル「天正遣欧少年使節」の楽曲だ。10年ぶりくらいに台湾アーティストとタカラジェンヌ以外にときめいた瞬間であり、イケメン俳優扮する歴史アイドルを見つつ、知識もゲットできるという一石二鳥ぶり。ちなみに世の女子の心を震わせた「信長と蘭丸」の『敦盛2011』は19位である。

第6位:再生回数150回『回來吧』by Mayday(五月天)

日本語に訳すと「戻ってきて」。バラード調な失恋ソングだ。メロディがゆっくりで歌詞も難しくないので、中国語の勉強と嘘ぶきながら、聞いて紙に書きとって遊んでいたという思い出。

第5位:再生回数166回『春天的吶喊』by Mayday(五月天)

「春の吶喊」。「吶喊」とは敵陣に切り込むときの叫び声で、歌詞もリズムも青・春・ストラ~イクッ!! 詳しい日本語歌詞は YouTube の公式動画を確認していただきたいが、大人になって青春ソングをヘビロテしていた自分はまだ中二病が完治していないのかもしれない。

第4位:再生回数177回『後青春期的詩』by Mayday(五月天)

あれ、そんなに聞いてたかな……? 自分でもちょっとビックリな一曲。

第2位:再生回数211回『我心中尚未崩壞的地方』by Mayday(五月天)

上海で戦っていたときの通勤テーマソングでした。そんなウキウキするような曲ではないのに、なぜか通勤時にヘビロテ。理由はよくわからない。

第2位:再生回数211回『瘋狂世界+候鳥』by Mayday(五月天)

Mayday初期の代表曲のひとつ。中国語を始めて間もない頃「聞き取れるようになりたいなー」と聞いていた思い出の曲ということで、2位に。こちらもライブVer。

第1位:再生回数277回『DNA』by Mayday(五月天)

そして1位は……最後の最後までMaydayでした、すいません!! こちらは2014年に横浜で行われた「トランスフォーマー博」のテーマソングになっていた一曲。心地いいリズムが好きだけど、速すぎてジェイ・チョウの歌と同じくらい歌えません。

・ほかの曲はどこへ……

以上である! 偏りすぎてて自分でも軽く引いた。ほかの曲も聞いているはずなのに!! C-POP以外でも宝塚とか、ノルウェーのメタル歌手とかいろいろ入れてるのに……。改めて数字で見るとビックリである。

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微妙に前の曲ばかりがランクインしている理由は、最近、YouTubeで聞くことが多くなったためかもしれない。それはさておき、改めて再生回数ランキングを見るとその人の性格が出るものだなぁ。確かに、私は「好き!」と思ったらわりと一途かもしれない。「あんパンうまい」と思ったら、一週間くらい平気であんパンを食べ続けてしまうのだ。

執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼第10位:『聖誕夜驚魂』はクリスマスソング!

▼第9位:『亂世浮生』のアリエル・リンが可愛い件

▼第8位:『約翰藍儂』、背景が河口湖

▼第7位:『GO!天正遣欧少年使節』初めて見たとき何事かと思った

▼『敦盛2011』も好き。『敦盛2015』の再放送希望です

▼第6位:『回來吧』

▼第5位:『春天的吶喊』

▼第4位:『後青春期的詩』無意識にヘビロテ

▼第2位:『我心中尚未崩壞的地方』これを聞いて通勤していたときがあった!

▼第2位:『瘋狂世界』のライブ版じゃなくてCD版。15年くらい前の映像なので時代を感じる

▼第1位:『DNA』