人間、生きてさえいれば それなりに経験が増えるもの。年齢を重ねれば重ねるほど「はじめての○○」は減っていき『○○童貞』ではなくなっていくのだ……ところがどっこい!
逆にいえば年齢を重ねるほど、今さら「○○したことない」「実は○○童貞なんだ」とは言いづらい空気になってくる……。そんな『○○童貞』をプロの手ほどきを受けながら「無事どころか100倍楽しんでしまおう!」というのがこの企画。記念すべき第1回は、回転寿司の『スシロー』だ!
・スペシャリストに教えてもらう
スシローといえば、全国に約400店舗を構える大手回転寿司チェーン店。何を隠そう筆者は、これまでスシローに一度も出向いたことがない「スシロー童貞」だ。理由は簡単、筆者の生活圏で「一度もスシローを見かけたことがないから」である。
そのことを打ち明けると、ロケットニュース24で最もスシローを愛する「なかの記者」が、スシロー童貞脱出に力を貸してくれるというではないか。なかの記者はこれまで数々のスシロー関連記事を執筆してきた、いわばスシローのスペシャリスト。これ以上の援軍は考えられない……!
というわけで、なかの記者に連れられやって来たのは千葉県郊外にあるスシロー。ズンズンと店内を突き進む なかの記者の背中を追いテーブルに着席すると、まず1つ目の洗礼が待っていた……。スシローは「タッチパネル形式」の注文なのだ。キョロキョロと職人さんを探すと童貞がバレてしまうので要注意である。
・理にかなった注文
「じゃあ、とりあえず僕が注文するんでそれ食べて下さい」と言われて待っていると、やって来たのは「コク旨味噌コーンラーメン」「枝豆」「フライドポテト」の3品。……出た! 噂のポテトフライ!! でも先生いきなりフライドポテトでいいんでしょうか? てかスタートでラーメンも意味が分かりません!
すると「寿司って1貫2貫ならペロッと入るじゃないですか? でもラーメンはボリューミーだから、後から注文すると満腹で食べ逃すことがあるんで最初に注文しちゃった方がいいですね」とのこと。ムム、なるほど……。じゃあフライドポテトと枝豆はどうなんだ?
「理由は簡単で、この2つが抜群にウマくていくらでも食えるからです。ちなみにこの2つは追加しますから」という……。よし、スシローのプロが言うなら信じよう! さっそく味噌ラーメンから食べてみると……アイヤーー! ウンまい!! え、何これ280円でこんなにウマくていいの!?
・マジで100倍以上楽しめて笑った
“コク旨” という通りスープ自体の旨味はもちろん、バターがいい仕事してる! やべえ、スシローのラーメン超ウマい!! 続けて食べたフライドポテトはラーメン以上にヤバい!「スシローのポテトは世界一ィィィイイイッ!!」と断言したくなるウマさである!! しかも100円! この2つだけでも、もっと早くスシロー童貞捨てれば良かったと後悔してるYO!!
枝豆もマジでウマい。ちょっと高級な居酒屋さんで出てくるレベルの枝豆である。その後の注文を尋ねてみると「あとは適当に食って下さい。オススメは創作系ですかね」とのこと。教えの通り創作系寿司を中心に食べていくと、どれもこれもウマい。ちなみにスシローは全てわさび抜き。わさびが欲しい人はレーンで回っているので、それを使おう。
結論として「ラーメン・フライドポテト・枝豆」の3点を最初に注文すると、普通に寿司を食べるだけよりも100倍以上スシローを楽しめることが判明した。中でもフライドポテトは、マジでヤバかった……! スシロー童貞諸君!! タッチパネルにビビらず、わさびもスマートに使いながら、はじめてのスシローを楽しんでくれよなッ!!
参考リンク:スシロー
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼最初に注文すべき3品。ラーメンと……
▼枝豆と……
▼ポテト! ポテトのウマさはマジでハンパない!!
▼王道系の寿司もウマいね! やるよる。
▼創作系寿司もウマい! こちら生ハム。
▼海老フライロール。
▼ちゃんちゃん焼き。
▼えび麻辣も揚げネギが最高!
▼実は産地によっては今が旬というスイカ。これもビビるウマさだった!
▼まだスシロー童貞だという人は、参考にしてくれよな! てかマジでスシローは行った方がイイ!!