2001年7月20日に公開されたジブリ映画『千と千尋の神隠し』は、興行収入300億円を超え、日本映画史上歴代最高額を記録した。いまだに破られていない大ヒットとなったのは、誰もが知っていることだろう。
騒がしさの中にどこか静けさがあり、心に残る名作だが、なんと海外でファミコン風にリメイクされた動画が作成されたのでご報告だ! さっそく、動画「Spirited Away – 8 Bit Cinema」で確認してみよう!
・海外の技術者集団が制作
動画をアップしたのは、「CineFix」というグループ。映像に関する技術者が集まり、これまで『キル・ビル』や『ファインディング・ニモ』など、8ビットのファミコン風の映像を作成している。
・映画を8ビットで完全再現
そんな映画の世界観をゲーム風に再現することに定評のある彼らだが、今回制作した『千と千尋の神隠し』も実にスゴい! いい匂いのする街に迷い込み、両親が豚にされるシーンから始まると、名前を奪われて不思議の町で働くことになった千尋を完全再現!!
ハク、ボイラー室で働く釜爺、そして湯婆婆にカオナシといったメインはもちろん、細かいところまで網羅しており、とても8ビットとは思えない出来となっているのだ。もはや映像がアクションゲームさながらであり、怒ったカオナシから逃げるシーンは迫力満点となっている。
・溢れる原作愛
また、豚の中から両親を見抜くシーンもお茶目に再現。さらには振り向かずに橋を渡るクライマックスも忠実に描かれており、原作愛を感じずにはいられない。懐かしさと共に原作を振り返ることができる。
・思わず見返したくなる内容
自分が主人公「千尋」を操作しているような感覚となり、まるで『千と千尋の神隠し』の世界に迷い込んだかのような気分になれるこの動画。いつも何度でも映画を見返したくなるほど、素晴らしい出来となっている。原作好きは必見だ!
▼実際にプレイしてみたい!
▼いつも何度でも
https://www.youtube.com/watch?v=Imz9oFipliE