2014年5月、大手アパレルのユニクロは、スマホでTシャツをデザインできるアプリ「UTme!」をリリース。当初は規約に、著作物の権利をユニクロに無償譲渡するとあったのだが、これに批判殺到。翌日に規約を改定する事態となった。
あれから1年を経て、同社はアプリに新しい機能を追加した。それが「UTme! マーケット」である。デザインしたTシャツを出品できるというものだ。どんな感じで出品できるのか、早速たしかめてみた!
・デザイン方法は以前と同じ
アプリの基本的な使用方法は従来のアプリと同じ。最初に大まかなデザインを作り、レイヤーでテキストやペイントを重ねていく。モザイクやスプラッシュなど、端末をシェイクして画像やテキストに加工を加えることも可能だ。
・審査は最大2週間かかる
もっとも新しい点は、自らのデザインを出品できるマーケット機能である。デザインが完成した後に、画面下の「出品」ボタンをタップする。すると、クリエーター登録に進むので、そこで個人情報ならびに振込み先の銀行口座を登録して完了だ。
ただしこの後の審査が最大で2週間かかるので、出品したことを忘れてしまいそうなのが心配……。
・注文できなかった過去
ちなみに私は、過去に自分の顔をデザインしたTシャツを注文しようとしたら、「ご注文をお受け出来かねるデザイン内容でしたため、キャンセルとさせていただきました」という通知が来た経験がある。これはおそらくロケットニュース24上に公開されていた画像を使用したため、注文ができなかったのではないだろうか。
・無事に通過するか!?
その反省を生かして、今回は公開していないものを選択し、Tシャツとしてデザインした。無事に審査を通過するか、気になるところである。もしも審査を通過したら、皆さんに購入していただけると幸いだ。
参照元:UT me! マーケット
Report:佐藤英典
Screenshot:UT me!
▼デザインのプロセスは以前から変わらない
▼最初に画像を選択した場合は、画像を切り抜く形を選択
▼大まかに配置を決めたら
▼端末をシェイクして、エフェクトをかけることも可能だ
▼文字を載せたりペイントしたい場合には、レイヤーを追加する
▼文字入力はこんな感じ
▼たとえば、こんなデザイン
▼私が最初に出品するのはこのデザイン
▼デザインが完成したら、画面下の出品をタップ
▼すると、出品のながれが表示される。まずはクリエーター登録する必要がある
▼必要な個人情報と振込み先口座を登録する
▼同意事項を確認。使用した画像の著作権を有していることを証明する、URLを入力することも可能なので、今回私はTwitterのURLを入力しておいた
▼これで登録完了
▼すぐにメールが来た。審査には最大で2週間かかる
▼アプリでマイページを確認すると、出品申請したデザインは審査中となっている