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勢いでスマホで写真を撮った経験は、誰にでもあると思う。思わずテンションが上がってしまったり、友達が撮ってるから、それにつられてカメラアプリでパシャリ! あとから「なんでこんなの撮っちゃったんだろ」って後悔したり……。

そんな後悔の残った写真も、ムダでなくなるかも!? 2016年6月1日から画期的なウェブサービスがスタートした。それは「SnapMart」である。アプリ(iOSのみ)をiPhoneに入れて、実際にサービスを利用してみたところ、ただのオッサンの写真が300円(税別)で売れたぞ! これで小遣い稼ぎができるか?

・出品は簡単

早速アプリをインストールして、起動してみた。まず最初にアプリに関する簡単な説明が表示される。カメラロールから販売したい写真を選び、タグや位置情報を設定。これだけで出品は完了する。

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出品(投稿)は、画面下タブの中央にある「投稿」をタップ。すると、カメラロールから出品するか、それとも今は出品しないかを選択できる。

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・2つのチェック項目

次に、投稿しようとしている写真について、2つの項目を尋ねられる。まずひとつが、他人の写真のコピーではないかどうか。そしてもうひとつ、写真の中に特定できる人物がいないかどうかだ。未成年の場合には保護者の許可の有無が尋ねられる。

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2つの項目を確認したら、ようやくカメラロールで写真の選択を行うことができるようになる。出品を希望する写真を選択すると、いよいよ写真のアップロードがスタート!

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アップロードが終わったら、タグや位置情報の編集をして、出品完了だ。この段階では、出品価格は固定されている。本人確認を行うと、100~1000円の間(プレミアムユーザーは2000円まで)で自由に値付けが可能になる。

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・本人確認

本人確認には、運転免許証かパスポート、カード型保険証が利用可能で、これらの表裏の写真を撮影して送信するだけだ。確認には約半日程度かかるので、気長に待とう。

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・オッサン写真を300円で出品

さて、私(佐藤)はオッサンに特化した写真を提供しようと思い、「オッサン」タグをつけたオッサン写真を続々と出品開始した。

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オッサンとはいえ、100円で提供するのはシャクだ。ということで、値付けは300円に統一。これで1枚でも売れたら、ラッキーだ。だってただのオッサンの写真だもの。需要は限られていると思っていたのだが……。

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・売れた!

出品から2日程度経ったところで、驚くべきお知らせが来た! なんと「あなたの写真が購入されました!」というのだ。マジかよ、俺だったら絶対に買わん! 俺だったら、オッサンの写真になんか金出したくないというのに、2枚も売れた!!

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出品価格が300円で2枚で600円、それに消費税が乗った価格を運営会社と折半するから、324円を売り上げたことになる。これはバカにならんぞ! だって、過去に撮った写真を出品するだけ。なんで撮ったんだろう? と自分でも不思議になるような写真に、価値があると見る人がいるのだから。

・購入者の属性

ちなみに購入者に関する、ちょっとした情報を知ることもできる。2枚の写真はそれぞれ、フリーのデザイナーと、ライターが購入したそうだ。という訳で、過去に撮りためた写真の扱いに困っている方は、出品してみると小遣いを稼げるかもよ!

参照元:Snapmart
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24