日本を代表する縁起物として知られる、だるま。元々は仏教の一派である禅宗開祖の達磨(だるま)の坐禅姿を模した置物である。「見た目の愛らしさ」と「独特の迫力」のアンバランスさは、見る者の目を引きつけて離さない不思議なエネルギーを秘めている。
そんなだるまの概念を覆す、「21世紀型だるま」ともいうべき新種だるまを、東京は秋葉原で発見してしまった……。それが『パフェだるま』だ! そのインパクトは絶大で、一瞬「不謹慎!」と思いつつも、なぜか吸い込まれるような、圧倒的パワーがあるのだ。
・3331で発見
筆者が『パフェだるま』を発見したのは、東京は秋葉原のアートスペース「3331 Arts Chiyoda」(さんさんさんいち あーつちよだ)でのこと。「3331 Arts Chiyoda」は旧練成中学校を利用して誕生したアート施設で、アートギャラリー・オフィス・カフェなどが入居している。
アートギャラリーには、第一線で活躍するクリエーターたちの一風変わった作品も多く、その中でも特に目を引いたのが『パフェだるま』だ。パフェだるまは「峰屋」が制作を手掛けており、読んで字の如く、だるまの頭の上にマジでパフェがのっかっちゃっているのだ……!
・圧倒的な個性
見た瞬間は、「縁起物のだるまにこんなことして不謹慎!」とも思ったが、見れば見るほど味わい深い何かがある……。というか、頭の上にパフェやらパンケーキやらハンバーガーをのせられた だるま自身が全然イヤそうじゃない……! むしろ誇らしげに見えるぞ!!
一般的にだるまは赤のイメージが強いが、パフェだるまたちは頭の上の食べ物に合わせたカラーリング。イチゴパフェは赤、抹茶パフェは緑、白玉あんみつは紫、マンゴーパンケーキは紫&オレンジなど、自由度の高すぎるカラフルさである。
・メチャメチャご利益がありそう
中でも筆者が真剣に購入を検討するほど気に入ったのが、白・黒・グレーのギンガムチェック柄の「ハンバーガーだるま」である……。ヒゲも誇らしげ! 家にあったらご利益ハンパないでしょコレ!! 価格は1体あたり1万4800円~1万7800円ほど……。悩む……マジで悩む……!
調べてみると、だるまは全てハンドメイドで、中には「マカロンだるま」や「おせちだるま」などもあった。手作りで芸術品だと思えば安いのかも……。それでも悩む! ──と見る者を引きつけまくるパフェだるま。興味がある人はぜひチェックしてみてくれ! うーん、悩む!!
参考リンク:峰屋 、 3331 Arts Chiyoda
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼展示してあった だるまたち。こちらは「白玉あんみつだるま」だ。
▼トロピカルなボディが印象的な「フルーツパンケーキだるま」。
▼こちらもトロピカルな「パンケーキだるま」。重なってるパンケーキがイイね!
▼「マンゴーパンケーキだるま」もカッコいい! これも欲しい……。
▼が、筆者が一番欲しいのは「ハンバーガーだるま」だ! 強烈悩み中!!
▼秋葉原の「3331 Arts Chiyoda」で展示されているぞ。
▼要チェックや!