
一度見たら忘れられないという意味では、海外ドラマ『ブレイキング・バッド』の登場人物で一番迫力があるのは、弁護士ソウルの用心棒ヒューエルではないだろうか。基本的に、登場人物の性格と状況設定でグイグイとストーリーが展開していく本作で、ほとんどセリフがなくソウルの事務所の外で座っているだけのヒューエルは、見た目勝負のキャラクターだった。
というわけで、今回の “あの人の素顔” シリーズでは、限りなく容姿で存在感を放っていたヒューエル役のラヴェル・クロフォードの人物像に迫ってみることにした。
・ヒューエルはずっと隠れ家で待ちぼうけ!?
相撲取りのような巨漢のヒューエルは、用心棒として見た目で相手を威嚇はできるが、格闘や接近戦になった場合に機敏に動けるかと言われたら疑問である。
いつもソウルの弁護士事務所の外を陣取り、ほぼ動かない彼は、たまに眠りコケていることさえあった。そんな彼がシリーズの最後に登場するのが、麻薬取締官ハンクとゴメスに隠れ家へ連れて行かれ、ウォルターのドラッグマネーがどこにあるのか尋問されるシーンだった。ハンクに「俺だったら、そこを出ないぞ!」と警告され、隠れ家に一人取り残されてしまったヒューエル。
その後、彼が隠れ家を出たのかどうなったのかが描かれていないため、ファンの間では “今もヒューエルは隠れ家で待ちぼうけを食っている” とジョークのネタにされているのである。
・ヒューエルが主役!? 架空スピンオフ版の予告編
そんなファンのジョークをネタに、今度はウェブサイト「Funny or Die」が、隠れ家で待ち続けるヒューエルを主役にした架空のスピンオフ版『Huell’s Rules』の予告編を製作。
なんと、ラヴェル本人が登場する本格さで、「本家シリーズは終了したけど、ストーリーはまだ終わっていない! まだヒューエルは、隠れ家で待ちぼうけを食らっているぞ!!」とのキャッチフレーズで始まる予告編。隠れ家から一歩も出られない彼が繰り広げるコメディだが、実際にシリーズとして成り立ちそうな設定だ。
・コメディができる人はドラマもできる!
架空スピンオフ版の予告編では『ブレイキング・バッド』と違い、よく喋りコメディアン然とした側面を見せているヒューエル。それもそのはず! 彼も、ソウル役のボブ・オデンカークやゴメス役のスティーヴン・マイケル・ケサダと同じく、コメディ畑出身なのだ。
ダークでひねりの効きたストーリーがヘビーになり過ぎないよう、クリエイターのヴィンス・ギリガンは意図的にコメディアンを多用しているのではないかと思っていたが、どうやらそのようなのだ。
ギリガンはインタビューで、「コメディができる人はドラマもできる!!」と断言しており、コメディアンの起用は、シリーズに効果的なユーモアの化学反応を引き起こしていると言ってよいだろう。
・“Aチーム” の相方はコメディアン仲間
そして、“Aチーム” と呼ばれるソウルの用心棒組で、ヒューエルの相方を務めるのがカビー役のビル・バーだ。彼もまたスタンダップコメディアンで、ラヴェルとはコメディの仕事で組んだことがある仲間。それだけに、撮影現場で顔を合わせて一緒に用心棒チームを演じることを初めて知った二人は、お互いに大笑いだったという。
ちなみに、『ブレイキング・バッド』でラヴェルが一番好きなキャラクターは、マフィアのボス、ガス・フリングとベル鳴らしのおじいちゃんことヘクター・サラマンカ。スタンダップのステージで本シリーズをネタにしたことはあまりないが、「1度だけブルーメスをやってみたけど、ありゃあ白人向けのヤクだ!」とステージでカマしたことがあるそうだ。
参照元:Breaking Bad Wiki、AMC、Funny or Die(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎
▼ヒューエルが隠れ家に取り残されるシーン
▼架空のスピンオフ『Huell’s Rules』の予告編動画
▼ヒューエルとカビーが、思わずウォルターのドラッグマネーに寝そべっちゃうシーン
▼『ブレイキング・バッド』シーズン1の予告編
▼ぬりえもあるぞ!
Nekolas

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