みんな知ってるあたりまえ知識。でも100人いたら1人くらいは知らない人がいるかもしれません。今回は「iPhoneでフリック入力しか使わない人は “フリックのみ” に設定しておくと何かと便利」という知識です。
今や片時も手放しせない人も多いスマホのことですから、もちろんみんな知っているとは思いますが、万が一知らない人がいた場合のために、おさらいしましょう。
・「フリック入力」と「トグル入力」
まず、フリック入力についてざっくりと説明します。プッシュボタンを連打し文字を表示・入力する方式を「トグル入力」といいます。スマホが存在しなかった時代は基本的にこの入力方法しかなかったので、スマホになってもトグル入力を続けている人もいるかもしれません。
「フリック入力」とは、スマホのタッチパネルをタップする入力方式のこと。一度のタップで文字を選択できるため、慣れればトグル入力よりスピーディーに文字を打てるようになります。最近ではフリック入力のみを利用するユーザーも多いのではないでしょうか?
・両対応だと少々面倒なことも
日本国内で圧倒的なシェア数を誇るiPhoneも、もちろんフリック入力が可能。ただし、デフォルトの状態だと「トグル入力」と「フリック入力」どちらにも対応した仕様になっているのです。これが「フリック入力しか使わないユーザー」には、少々面倒なことも……。
例えば、トグル入力にも対応しているため「ああああ」と連打ができません。「あ → 確定 → あ → 確定」と入力するか、「あ → 待つ → あ → 待つ」と打たなくてはならないのです。また、数字入力画面に行くのに2タップする必要があったりもします。
・「フリックのみ」設定にすると何かと便利
そんな人は『フリックのみ』の設定をしてみて下さい。「設定 → 一般 → キーボード」に『フリックのみ』とありますから、そこにチェックを入れるだけ……。するとどうでしょう!「ああああ」の連打はもちろん、数字入力画面も1タップで表示されるようになります。
トグル入力にも対応した仕様がストレスではありませんが、フリック入力しか使わないユーザーは、『フリックのみ』の設定にした方が何かと便利です。一度お使いのiPhoneを確認してみて下さいね。
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼「設定 → 一般 → キーボード」と進み、『フリックのみ』にチェックを入れます。
▼すると、「ああああ」などの連打も可能に。
▼左下の文字切り替えのボタンに注目して下さい。1タップで数字入力画面に遷移できますよ。