2014年夏、弱冠15歳にしてプロデビューを果たしたノルウェー人の少年「マルティン・ウーデゴール」を紹介したが、彼のことを覚えているだろうか。彼は約半年の間にフル代表デビュー。さらには12月にEU圏内で移籍可能な16歳となったことで、ビッグクラブによる熾烈(しれつ)な争奪戦が繰り広げられた。
そして選んだのは、クリスティアーノ・ロナウド選手をはじめとするスーパースターが所属する「レアル・マドリード」。もうそれだけでもスゴいことなのだが、先日ついにデビュー! 動画「Martin Odegaard debuto con el Castilla」も公開されたので、合わせてお伝えしたい。
・Bチームでデビュー
ウーデゴールがデビューしたのは、2月4日に行われたレアル・マドリードのBチーム vs 北京国安の親善試合。しかし、Bチームといえども侮るなかれ。16歳の少年にエースナンバーである背番号「10番」を与えるということは、クラブ側もそれだけ彼に期待しているということだ。
・センスあるプレー
そして今回クラブの公式チャンネルが公開した動画では、そんな若い才能を持った「10番」が躍動。柔らかなボールタッチや、相手ディフェンスの裏へと通す絶妙なスルーパスなどを確認することができるぞ。
まだ移籍して間もないため、周りとの連携を考えると、十分すぎる出来ではないだろうか。「ノルウェーのメッシ」とも呼ばれるポテンシャルの片鱗(へんりん)が垣間見える。
・まだまだこれから
ちなみにウーデゴールは、今季終了までBチームでプレーする予定となっているが、まだまだ16歳と若い。焦らずじっくりと、才能を伸ばし、トップチームでプレーして欲しいものである。