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誰もが夢中になって遊んだ! でも今では忘れられてしまった!! そんなゲームを紹介するこの企画。今回はサンリオの子会社「キャラクターソフト」から発売されていたファミコン用ソフト、『サンリオカーニバル』である。

このゲームは今から25年前の1990年に発売されたパズルゲームだ。当時から絶大な人気を誇っていた、『ハローキティ』や『けろけろけろっぴ』、『みんなのたあ坊』などが集結した一見ゴージャスなゲームかと思いきや……! 内容は「これでもか!!」というほどシンプルなものであった。

・落ち型パズルゲーム

内容としてはいわゆる “落ち型パズルゲーム” である。当時はゲームボーイが発売された直後ということもあり、『テトリス』や『ドクターマリオ』が爆発的な人気を博していた。今回はファミコン版をご紹介するが、『サンリオカーニバル』も後にゲームボーイに移植されている。

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縦・横・ななめのいずれかに、同種類のキャラクターを3つ並べると消えるというシンプルなルールはいいとして……ゲーム性においてそれ以上の見どころが全くなかったのも特徴といえば特徴といえるだろう。

・サンリオの優しさが裏目に出た

難易度は選択できるものの、リズム感もオリジナリティもやり込み要素もなく、飽きられるのは必然と早かったように思う。おそらくこれは、「難しくするとサンリオファンの幼い子供が遊べない」というメーカー側の優しさであったと推測されるが、結果的にゲームとしての完成度は高くなかった。

サンリオの優しさが垣間見えるのが「入門モード」である。「固まっちゃった?」というほどブロックの落下速度が遅く、どんなに目が悪くてもハッキリ見えるほどブロック自体も大きい。なんなら、ちょっとトイレに行って帰ってきても何とかなりそうなレベルである。

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『ハローキティ』『けろけろけろっぴ』『みんなのたあ坊』『ハンギョドン』『ぽこぽん日記』などがブロックとして登場しており、見どころは「サンリオのキャラクターが出てくること」という、ある意味での清々しさはあるソフトであった。サンリオファンなら試してみてもいいだろう。

・今回プレイしたゲーム
タイトル:サンリオカーニバル
発売元:キャラクターソフト
購入価格:48円
評価:☆☆☆★★★★★★★
一言コメント:「シンプルこの上ないパズルゲーム。わかりやすいが面白みには欠ける」

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼入門モードは優しさのかたまり。
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▼キティさんに励まされちまったぜ……。
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▼何故か切ない。
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▼プレイ動画を発見!

▼特に女の子は懐かしい人も多いはず! サンリオファンなら一度くらいプレイしてみよう!!
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