2014年4月、日清はタイの代表的な料理のひとつ「トムヤムクン」の味を再現した、トムヤムクンヌードルの販売を開始した。これが、大変クオリティの高い商品であったために大人気となった。これに続くタイの味を再現した新たな商品が11月25日から発売開始したぞ。
タイ南部発祥の料理をアレンジした、「カップヌードル マッサマンカレー ビッグ」である。この料理は世界一美味しいと評されるものである。ということはつまり、世界一美味しいカップヌードルが誕生したということなのか!? 実際に食べてみたら、世界一とまでは行かないまでも、たしかに美味~!
・世界の美味しい料理ランキング
世界一美味しい料理のランキングは、2011年に米ニュースチャンネルCNNが選んだものである。同局の旅行に関するサイトCNN Travelに公開された「World’s 50 best foods」には、日本食もランクインしている。32位にあん肝、29位に近江牛のステーキ、そして寿司が4位に入っている。
・50の料理の頂点、マッサマンカレー
そして1位は今回商品化されたマッサマンカレーだ。この料理は、ココナッツミルク・ジャガイモ・鶏肉などを使い、ターメリック・シナモン・ナツメグなどのスパイスで味付けをしたカレーである。日清の商品も同じくこれらの食材を使用して、できるだけ近い形で再現したようである。
・ココナッツミルクの柔らかい味
実際に食べてみると、最初に柔らかい甘さとコク……それを追いかけるようにして、ほんのりとした辛味を感じる。全体的に柔らかい味付けが印象的だ。トムヤムクンヌードルはエッジのきいたスパイシーなテイストであったのに対して、これは一言でいうとまろやか。優しく深みのあるコクを感じる。
・ヒット商品の予感
そして平たい麺が、スープによく絡み、つるりとした麺の食感がクセになりそうだ。これはもしかしたら、ヒット商品になる……そんな予感がしている。一度食べると、また食べたいという気持ちをかき立てられるのだ。私(記者)は普段、同じカップ麺を繰り返し食べるということをしないのだが、この商品はまた食べたいと正直に思った。タイ料理好きの人は一度試して欲しい。これは結構侮れないぞ。
参照元:CNN(英語)
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼2014年11月25日発売、カップヌードル マッサマンカレー ビッグ