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「ゆるキャラグランプリ2014」で見事グランプリに輝いたのが、群馬県の『ぐんまちゃん』だ。ポニーをモチーフにした愛らしいゆるキャラであるが、正直群馬県よりぐんまちゃんの方が有名になってしまっている感も否めない……。

そこで群馬県出身の知人に「群馬といえば何なの?」と聞いてみたところ、真っ先に名前が挙がったのが群馬銘菓の『旅がらす』である。旅がらす……? とは思いつつも群馬県のアンテナショップを訪れると、見覚えがあるお菓子があった。これね! これ群馬だったのね!!

・清月堂のお菓子

『旅がらす』は群馬県の「清月堂」が製造販売するお菓子である。ミルククリームを甘いせんべいで挟んだもので、子供からお年寄りまで幅広い層に親しまれている。知人いわく「他県にお土産に持っていくなら旅がらす一択!」ということであった。東京でいうところの “東京ばなな” 的な存在なのだろうか?

そう聞いてみると「馬鹿者! 東京ばななは東京の人は食べないだろ? 旅がらすはお土産は当然として群馬県民はたまに食べるんだよ」とのことであった。どうやら、見栄えもするが普段使いもアリな便利な存在らしい。

・関東一帯での知名度は高い

私事で恐縮だが、幼い頃からそれなりの頻度で家に『旅がらす』があった。いま思えば群馬県出身の親戚が、帰省するたびに買ってきてくれたものだとわかるが、当時は群馬のものだとは知らなかった。甘いので子供でもおいしく食べられたのだ。だがしかし……。

『旅がらす』を知っている人が結構多いことに驚いた。ただ、群馬のお菓子だと知っている人はあまりいない。これはどういうことなのか? 調べてみるとその昔、旅がらすのテレビCMが関東近郊で流れていたらしい。しかもデパートや物産展で気軽に購入できたらしく、知名度は高いお菓子のようだ。

・どちらかといえば洋菓子

『旅がらす』という和風コテコテの名前ではあるが、食感は洋菓子のゴーフルのよう。おやつというよりティータイムに食べたい感じだ。パッケージには「特に紅茶とマッチしたお菓子です」と書かれており、和菓子というよりは洋菓子に近いのかもしれない。

もちろんそのまま食べてもいいが、冷蔵庫で冷やして食べてもウマい。先述したが都内なら群馬県のアンテナショップで買える。5枚入りで370円だった。チョコレートやレモンクリームが入った『ゴールド旅がらす』なる商品もあるから、気になる人はチェックしてみてほしい。

参考リンク:旅がらす本舗「清月堂」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼都内にある群馬県アンテナショップにて購入。
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▼5枚入りで370円。
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▼「特に紅茶とマッチしたお菓子」らしい。
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▼見た目はせんべいのようだが……
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▼中にはクリームが。
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▼群馬を代表する銘菓『旅がらす』だ! 甘くて上品なお味!!
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