2014年4月、ゲーム配信サイトの「Steam」に登場したあるシミュレーションゲームに、世界中のゲーマーが驚愕した。そのゲームとはスウェーデンの会社が制作した『Goat Simulator』である。これはプレイヤーがヤギになる。それだけである。ほかには特に何もないいわゆるバカゲーだ。
・Goat Simulatorを凌ぐ意味不明さ
これを凌ぐゲームが、制作中であることが判明した。まさか、Goat Simulatorを上回るほどのバカな発想など、存在するのだろうか!? と思いきや、もしかしたら軽く凌駕しているかもしれない。というのも、ヤギになるなんて生ぬるいと思えるイカれた内容なのである。そのゲーム『I am Bread』は、名前が示す通り1枚の食パンになるのである。
パンシミュレーターだ。パンになってどうしろと言うのか……。
・壮大な物語!?
パンシミュレーターを制作しているのは、残虐な描写で話題になった、手術シミュレーターを手がけたBossa Studioだ。ゲームの説明には次のようにある。
「これはトーストになるために乗り出した1枚の食パンの、壮大で感動的な美しき物語である」
……、すでに意味がわからない。YouTubeに公開されたデモ動画を見ると、プレイヤーはパンの四隅を操って動かすらしい。そもそもパンを操作するということ自体に、困惑してしまう。ヤギなら、歩いたり走ったりジャンプするという一連の動作をイメージできる。パンの場合はどうイメージしたらイイんだ!?
・どうやって遊ぶの!?
デモ映像を見ると、物を持ったり壁にへばり付くなどの動作もできるようだ。とはいえ、一体何を目的に遊んだらいいのか? 目的が何であるにせよ、気になるゲームだ。一度くらいはプレイしてみたいと思わせる何かがある。少なくともパンの気持ちを考える参考になる?
参照元:YouTube、I am Bread(英語)
執筆:佐藤英典
▼ナンだよ、コレ!?