食べるのがもったいないような、創意工夫を凝らしたアートとも呼べる料理があるが、お酒だって負けてはいない。そんな飲むのがもったいなくなってしまう、8色に分かれる虹色カクテルを作り出す女性バーテンダーが話題になっている。
芸術の秋ということもあり、虹色カクテルの作り方と話題のバーテンダーを紹介したいと思う。もちろん虹は7色だが、1色プラスされたカラフルなカクテルが出来上がる場面は必見だ。作り方のデモンストレーション動画は、「Rainbow shots in the Aloha state 」で確認できるぞ!
・魔法のように虹色カクテルを作るバーテンダー
魔法のように虹色カクテルを作り出すのは、ハワイにある「Air Park Karaoke Lounge」でバーテンダーとして働くクリスティーナ・マーチさんだ。11年のバーテン歴があるというベテランの彼女が、虹色カクテルの作り方を YouTube に投稿している。
まず虹色カクテルを作るには、以下の6種類の材料が必要だ。
1. グレナディンシロップ(ザクロが原料のシロップ)
2. スウィート&サワーミックス
3. オレンジジュース
4. ウォッカ
5. ブルーキュラソー
6. 氷
・コツは材料を注ぐスピードと量
それでは作り方だが、分かりやすく番号を付けて順に解説しよう。
1. まずシェーカーにグレナディンシロップを注ぎ、氷を入れる。
2. 次にスウィート&サワーミックスとオレンジジュースを順番に投入。コツはアイススコップなどに液体を伝わせて、ゆっくりと注ぐこと。そうでないと最初に入れたシロップの表面が割れて、色が混ざってしまうからだ。その後、さらに多めの氷を足す。
3. そして次にウォッカを入れる。
4. 最後に入れるブルーキュラソーは、すぐ底に沈んでしまうため手早く注ぐ必要がある。
5. シェーカーにブルーキュラソーを流し込んだらすぐに、並べたショットグラスに順番に注いでいけば、きれいに8色に分かれた虹色カクテルの出来上がりだ!
・材料を変えれば違う色のカクテルも作れる
もちろん、作り方の手順通りにすれば簡単に出来るという代物ではなさそうだが、材料の量と注ぐスピードを研究して回数をこなせば、それなりのものができそうだ。ちなみにクリスティーナさんは、たった2回の試みで成功したそうで、見事なテクニックを動画で披露している。
虹色カクテルのアルコール度はそれほど強くないので、女子会や誕生日パーティーなどに向いているとのこと。虹色にこだわらなければ、リキュールやシロップを変えて違う色のカクテルを作ることも可能である。
本当に飲むのがもったないほど、カラフルでおしゃれなカクテルだ。虹色のどの部分を飲むか迷ってしまいそうである。
参照元:YouTube、Can You Actually、Celebration Generation(英語)
執筆:Nekolas
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