eigakan1

従来のカプセルトイの概念を覆し、同じモノが出るほどその魅力がいかされるエポック社の「カプセルコレクション」。「折りたたみパイプ椅子」「ショッピングカート」「学校の机と椅子」など、これまでの発売商品はいずれも見事に作り込まれている。同じモノをたくさん集めるほど楽しめる、まさにカプセルトイ革命といって良いだろう。

その集めるカプセルコレクションのシリーズに、また新たな商品が登場することが判明! それは「映画館の椅子」である。これまた作り込みが秀逸で、椅子を横につないでいくと本当の映画館のように遊べるから素晴らしい! いち早く入手したので、ご紹介したいと思う。またスゴイものを作りやがって。小銭がいくらあっても足りないじゃないかッ!

・パーツを外して横つなぎ

この商品の正式な名称は「つながる! 映画館の椅子」である。その名前の通りに本体サイドのパーツを取り外すと、次々と横つなぎができるようになっている。1個や2個だとちょっとさみしいが、4~5個、いや10個くらいつなげるとかなり映画館の感じを楽しむことができるだろう。

・誰も気づきそうにないところにまでこだわり

他のシリーズ商品と同じく、精巧な作り込みが行われている。まず、肘掛には本当の映画館と同じように、ドリンクホルダーがついており、そこに入れられるドリンクまでついているのである。しかもドリンクホルダーのなかを良く見ると、ドリンクが落ちないように底がある。ただの底ではない、実際の映画館と同じように、中央には穴の開いている底だ。

こんなところにこだわらなくても! ホルダーの底を閉じてドリンクを落ちないようにすれば良いのに、どうしてそこまでこだわる!

・とても馴染む!

驚かされるのはそれだけじゃない。椅子はたたむことができるようになっている。形を再現するだけではなく、細部にまでこだわりを見せるところはさすがというしかない。これに、いつものようにフル可動QPを座らせたところ、これまでのシリーズ商品のなかでもっともしっくりきた。座らせたときの収まりがとてもいい。ただ、ドリンクのサイズがQPとは合わなかったのだが。

学校の机と椅子で学校ごっこを堪能した皆さん、次は映画館の椅子で映画館ごっこの始まりである。もしも街でこのカプセルトイを見かけたら、即買いだ。激しい争奪戦が始まりそうだぞッ!

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼これが「映画館の椅子」、色は全部で4色あるらしい
eigakan2
▼ドリンクホルダーがついており、ここにスッポリと収まるドリンクも付いている
eigakan3
▼ホルダーの底は、本当の映画館の椅子のように加工されている。こだわりがスゴイ!
eigakan4
eigakan5
eigakan6
▼椅子背面には、座席番号の入る札
eigakan7
▼つなげるとさらにリアリティが増す。ちなみに椅子はたたむことも可能だ
eigakan10
▼やっぱり数があると楽しい!
eigakan11
eigakan12
eigakan13
▼フル可動QPを座らせるとかなりしっくりくる
eigakan8
eigakan9
▼「お前、肘どけろよ!」、「隣の席空いてんだから、そっち移ればいいだろ!」。なんて遊びもできてしまう
eigakan14

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]