以前の記事で、「カプセルトイ自販機」のカプセルトイについてお伝えした。あきれるほど精巧につくられており、これぞ究極形のカプセルトイ! と思ったら、さらに進化した商品が登場していることが判明した。

その商品「ガチャガチャマシーン」は、カプセルトイ自販機のミニチュアであることに違いはないのだが、なんと硬貨を投入して回すことができるのだ! まさかここまで再現するとは。カプセルトイの世界の深さに改めて驚かされる。

・カプセルトイが進化

以前紹介した商品はバンダイの12分の1サイズの「カプセルステーション4 」である。シールの文字は細かすぎて判読不能にも関わらず、拡大してみると、きちんと文字が書いてあることがわかった。細かすぎて老眼の私(佐藤)には読めない……。


それでも十分すごかったのに、さらに進化した商品「3Dファイルシリーズ ガチャガチャマシーン」は、なんと本物の硬貨を投入できるというのだ。実際に購入して組み立ててみることにした。ちなみに販売価格は300円。


・3種の違いが……

パーツは細かく見えるが、つくりはシンプル。説明書を読めば組み立てることは簡単だ。それは良いとして、問題は商品には3種類あることが説明書を見てわかった。


100円玉・50円玉・10円玉、それぞれを投入できるモデルがあり、パッと見ただけではどれがどれだかわからない。


3種類を判別する方法は、本体についているピンの長さを見分けるそうなのだが……。100円玉を入れるモデルはピンの長さが1ミリ、50円玉はマイナス1ミリ。10円玉は2.5ミリって。


で、コレは何ミリなの?


う~ん、よくわからん上に老眼にはキツイ。1ミリではなさそうなので、2.5ミリかな。10円玉を入れれば良いだろう。試行錯誤の末に、完成した。たぶん、これで良いはずだ。


・お金を入れて回す!

さて、これで本当にガチャを回すことができるのか? まずは10円玉を投入!


ハンドルを回してみると、カチャカチャカチャと音がして回っているぞ!


そしてカプセルが出て来たーーーッ!!!!



ちなみに投入した硬貨は、下蓋を開けると取り出すことができるようになっている。


カプセルトイの世界はすでに飽和して、新しいものが生まれないとばかり思っていたが、まだまだ創造性を失っていないようだ。令和時代も平成に負けない、新しい商品が誕生することになるのだろうか? 今から楽しみだ。

参照元:スタンド・ストーンズ
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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