毎月10日は『コッペパンの日』とされている。日本で初めてパン酵母による製パン技術を開発した、「全日本丸十パン商工業協同組合」が制定した。丸十のコッペパンをより多くの人に知ってもらおうと、丸十の「十」にちなんで毎月10日となっている。
コッペパンというと、昔ながらの素朴なパンというイメージが強いが、その常識をくつがえす、“進化系おしゃれコッペパン” ともいうべきコッペパン専門店を発見した……! それが、味もお店も超おしゃれな、東京は上野の「イアコッペ」である!
・「上野の森さくらテラス」にある
イアコッペは、JR上野駅から徒歩1分の「上野の森さくらテラス」3階にある。上野の森さくらテラスは、2014年4月にオープンした比較的新しいグルメ系商業施設で、イアコッペを含めて20軒ほどのお店が軒を連ねているのだ。
・正確にはコッペパンサンド専門店
イアコッペはコッペパン専門店であるが、コッペパンそのものを売っているわけではない。正確にはコッペパンサンド専門店というほうが正しい。その種類は多く、しょっぱい惣菜系から甘いデザート系まで、豊富に取り揃えられているのだ。
・おしゃれな雰囲気
ケーキ屋のようなショーケース形式で販売しているのだが、中には木箱に収められたコッペパンたちが並んでいる。きっと、おしゃれカフェのような雰囲気で買い物を楽しめるだろう。私(筆者)は目移りしながら、ビーフカツ・もも缶・あんバタの3種類を購入してみた。
・サイズは小ぶり
天気が良かったので、階段を上がったところにある上野公園で食べていくことに。パン自体は小ぶりで、手のひらにすっぽりと収まるサイズである。まずはしょっぱい系の「ビーフカツ」から食べてみると……!
・やっぱりおしゃれな味
あ、ウマい! パン自体はしっとりモチモチした食感でパサつきゼロ。カツのウマさはもちろん、ソースが濃すぎないのがいい。ソテーされたキャベツの歯ごたえと、粒マスタードの風味も好き! こんなおしゃれなコッペパン食べたことないぜッ!!
・甘い系もウマい
もも缶とあんバタもウマい。もも缶のクリームはチーズ風味でジューシーな桃との相性もバッチリだ。あんバタのあんこは、なめらかな こしあんで甘さも控えめ。バターの塩気と相まって、ペロッと食べられるウマさであった。
・西日暮里の人気店「イアナック」の系列店だった
おしゃれなだけでなく、実力もあったイアコッペだが、実は西日暮里でいつも人が絶えない人気ベーカリー「イアナック」の系列店なのだ。ウマいはずである! 小ぶりで種類も豊富なので、ケーキ感覚でおみやげにもいいだろう。
先述したように、階段を上がるとすぐに上野公園の西郷隆盛象が見える絶好のロケーションなので、ピクニック気分で食べてもOKだ。これからの季節、紅葉狩りで上野公園を訪れる際は、“進化系おしゃれコッペパン” も要チェックだ!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 イアコッペ
住所 東京都台東区上野公園1-54 上野の森さくらテラス 3F
時間 10:00~20:00
休日 なし
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼ショーケース式のお店もおしゃれ。
▼3種類を購入。そのまま上野公園で食べた。
▼ビーフカツ。
▼キャベツのシャキシャキと粒マスタードがイイ!
▼もも缶。
▼クリームはチーズ風味だったぞ!
▼あんバタ。
▼鉄板! あんこはなめらかな こしあんだ!
▼上野の森さくらテラスの3階にあるから、上野公園を訪れる際はチェックしてみよう!