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横浜中華街といえば、言わずと知れた日本一のチャイナタウン。何件もの中華料理店が軒を連ね、歩いているだけで楽しい街だが、「あまりにも店が多過ぎて、どこに入ったらいいのか分かない!」という人も多いのではないのだろうか。

そこで今回は、「中華街に行ったらここは行くべし!」というお店の一つを紹介したい。店の名前は『広東料理 吉兆』。中でも店の看板メニューである、「活あさりそば」は病みつき注意の逸品である!

・奥深い絶品スープ

「活アサリそば」はその名の通り、アサリが使われた中華そば。簡単に言えば、あっさり系のラーメンなのだが、アサリが使われているだけあり、なんとも奥深いスープに仕上がっている。

スープを口に運ぶと……アサリの旨味が凝縮されており、上品で繊細な味が広がる。全体的には、さっぱりとしたスープであるものの、アサリの風味はしっかりと感じられる。決してアサリの味が前に出すぎるワケではなく、かといって目立たないワケではない。絶妙のバランスだ。

そのスープに、ストレートタイプの細麺がよくあう! また刻んだショウガも添えられていて、それがさらに味に深みを与えているようだ。

・ラーメンのトッピングの域を越えたアサリの量

メインとも言えるアサリだが、一つひとつが大きく、量も多い。完全にラーメンのトッピングの域を越えている。これで910円(税抜き)と、一杯で1000円いかないのだから、お得なメニューである。

・雑炊のようにして食べるのも可

ちなみにこの「活アサリそば」、麺を食べ終わった後にご飯を投入し、雑炊のようにして食べるものウマそうだ。

ただし、気をつけなければいけない点が一つある。それは、スープが絶品過ぎて、ついつい飲み過ぎてしまうこと。気がつくと、雑炊するだけのスープが残っていない! という事態にもなりうるぞ。

なので最後にご飯を入れる予定の人は、そのあたりの配分にも気を配ろう。とにかく、「横浜中華街でどこの店に入ったらいいのか分からない」または「あっさり系のラーメンが大好き」という人は、一度はこの店を訪れてみよう! 以上ッ!!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 広東料理 吉兆
住所 神奈川県横浜市中区山下町164
時間 11:30~22:30
休日 月曜日

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼こちらが「活アサリそば」
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▼このスープがたまらん!
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▼麺は細めのストレートタイプ
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▼主役のアサリ
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▼「活アサリそば」一杯にこれだけのアサリが入っていた
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▼横浜中華街にある……
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▼「広東料理 吉兆」だ
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