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ブラジルを代表する料理と言えば「シュラスコ」だ。ブラジルでは「シュハスコ」と言われるが、日本ではなぜか「シュラスコ」という名称の方が一般的である。だが、そんなことはどうだっていい。

今回はその「シュラスコ」を食いまくれるイベントの紹介だ。東京・池袋のサンシャインシティに開設されている『シュラスコビアガーデン』に行ってきたのでレポートしたい。

・『Festo do Brasil』の一環

『シュラスコビアガーデン』の場所は、サンシャイン広場特設会場。現在、サンシャインシティでは、ブラジル・フェスタ『Festo do Brasil』が開催中で、ブラジルにまつわるイベントがいくつか行われている。『シュラスコビアガーデン』はその中の1つだ。

私(記者)がサンシャインシティに行くと、いたるところにブラジルカラーの黄色いパンフレットが置かれており、黄色いTシャツを来たスタッフがたくさんいる。いかにも「“Festo do Brasil” 絶賛開催中!」といった感じ。

・90分食べ放題

本題の『シュラスコビアガーデン』について説明しよう。こちらで選べるコースは1つのみで、シュラスコなどのブラジル料理が90分食べ放題となるコース。

・炭火で焼き上げるシュラスコ

シュラスコと言えば、肉の塊を鉄の串で刺しじっくりと焼き上げた、いわばブラジルスタイルのバーベキュー。シュラスコレストランでは、店員が鉄串を持ちながら客席を回り、ナイフで一枚ずつ切り分けてくれるのが一般的である。

この『シュラスコビアガーデン』は、全てが上のようなスタイルではない。まず、串を使わず、炭火を使った網焼き。また店員が客席を回るのではなく、列に並んでこちらから肉を受け取りに行く。バイキング形式で、制限時間内なら何度列に並んでもOKだ。

・ビーフの他のポークやチキンなども

で、肝心の味はと言うと……塩だけのシンプルな味付けながらジューシー。肉は王道のビーフの他に、ポーク、チキン、ソーセージなどが用意されていたが、その中で一番印象に残ったのはやはりビーフ。脂が滴る牛肉を食べるため、何度も列に並んだ。

・「フェイジョアータ」や「ムケカ」も食べ放題

そして、忘れてはならないのが、肉以外の料理も食べ放題であること。黒豆と肉を一緒に煮た「フェイジョアータ」やシーフードを使ったブラジル版シチューとも言うべき「ムケカ」などの伝統料理、さらに最近注目を集めるようになったフルーツ、アサイーのヨーグルトも全部食べ放題。これはうれしい!

・大人は2900円

このイベントは2014年9月23日まで。本日21日を含めて、なんとあとほぼ3日! 開催時間は、21日と23日は12〜20時、22日が17時〜21時となる。料金は中学生以上が2900円で、小学生が1500円、小学生未満は無料。ドリンク代は別料金だ。

ちなみに、本来は「シュハスコだ」と言いながら本記事で「シュラスコ」と記載したのは、「アップル」のことを「アェッポー」と書いているみたいで気持ち悪かったからだ。くどいようだが、本来は「シュハスコ」である。だからどう、ということは別にないのだけれど。

参考リンク:Festo do Brasil
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼こちらが会場
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▼メインはやはりコレだ
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▼「フェイジョアータ」も……
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▼「ムケカ」も……
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▼「ベテハバ」なども……
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▼大皿に取り放題!
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▼脂が滴るビーフ
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▼「ムケカ」や「フェイジョアータ」はライスにぶっかけて食べるべし
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▼ブラジルといえば、カイピリーニャだ
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▼他にも「パルマビール」や「カールスバーグ」「ガラナ」「マテ茶」などが用意されていた
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▼デザートはアサイーヨーグルト
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▼『シュラスコビアガーデン』だ
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