低価格でシンプルなオシャレができるということで、老若男女から高い人気を誇る『ユニクロ』。けれども、いたる所に店舗が存在する日本では、“ユニクロ・オープン” の看板を目にしても大きな喜びを覚える人はあまりいないのではないだろうか?

しかし、まだまだ店舗数の少ない海外では、自分の住む地域にユニクロがやってくることを待ち望んでいる人も多いようだ。というのも、ユニクロ初出店がアナウンスされた米シカゴでは、熱い歓喜の声があがったのである! 今回は、その熱い思いをお届けしたい。

・アメリカで次々と店鋪がオープン

2001年以降、海外進出を続けるユニクロが、次なる成長の舞台として力を注いでいるのがアメリカ。しかし、ネット通販が行われているものの、実店鋪はニューヨークやサンフランシスコなど東海岸と西海岸に集中しているため、噂は聞いていても実際に買ったことがないという人々は、まだまだ大勢いるようだ。

ということで、新たな地域への進出の動きを見せるユニクロは、2015年に中西部初の店鋪をシカゴにオープンさせることをアナウンスしたのである。

・「待ってました!」とネットの声

すると海外サイト Reddit にはスレッドが立てられ、「待ってました!」とユニクロ歓迎のコメントが続々と寄せられた。これまで他の地域での盛り上がりを耳にしながらも、ずっと自分の街にユニクロがくることを待ち望んでいた人々の熱い声を紹介したい。

「1年後にはあのTシャツを着られるだなんて夢のようだ」
「体が震えるほど興奮している!」
「やっとだ!」
「アトランタはまだだ」
「カナダもまだだ」
「この時を待っていた」
「もう実現しないかと思っていたよ」
「来年にはシカゴに引っ越すんだ! すごく嬉しいよ」
「まだシカゴに出店していなかったほうが驚きかも」
「ビッグニュースだ」
「なんでそんなに興奮しているの? H&Mとかと変わらないでしょ?」
「でもユニクロは日本の会社だぜ!!」
「嬉しいけど、オンラインで買えるからな」
「僕がシカゴから引っ越した後にオープンするなんて」
「ニューヨークで行ったことがあるけど、ユニクロは低価格高品質だよ」

などなど、ユニクロ店舗が全く珍しくない日本に住んでいると、この興奮ぶりはなかなか新鮮なもの。確かに、ここまで熱烈に歓迎する人ばかりではないかもしれないが、少なくともこのスレッドでは人々の喜びと興奮が感じられた。

日本に『H&M』が初上陸した際も大きな話題となったように、新しい風がやってくることはいつだって嬉しいものなのかもしれない。

参照元: UNIQLO [1][2]Reddit(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:Rocketnews24