1958年(昭和33年)の8月25日、日清食品から世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が発売されたことに由来し、8月25日は「即席ラーメン記念日」とされている。
誕生から半世紀以上の時を経た今も、「すぐおいしい! すごくおいしい!」チキンラーメンであるが、もっとおいしい食べ方があるはず……! そこでチキンラーメンをお湯以外の何で作ったらさらにおいしくなるのか検証してみたぞ!!
・5種類を試してみた
チキンラーメンは鍋で煮ても、お湯を注ぐだけでも作れるが、今回はよりお手軽な「お湯を注ぐだけ方式」を採用した。試したのは、牛乳・ウーロン茶・ジャスミン茶・コーンスープ・松茸の吸い物の5種類。表示通り、400mlを注ぎ3分間待つだけである。結果はランキング形式で発表だ!
・5位 ウーロン茶
5位は「ウーロン茶」。ホットウーロン茶独特の渋みが出てしまっていて、相性はイマイチだった。ただ、チキンラーメン自体の味が強いので、普通に食べられる。薬膳風味のチキンラーメンだと思えばおいしく感じるかもしれない。
・4位 ジャスミン茶
独特の風味が特徴の「ジャスミン茶」であるが、チキンラーメンの味のほうが断然濃い。後味にほのかにジャスミン茶の香りがする程度である。普通に食べられるが、わざわざジャスミン茶で作る必要性をそこまで感じず、4位となった。
・3位 コーンスープ
3位は「コーンスープ」。チキンラーメンの上に粉末のコーンスープ1袋をかけ、お湯を注ぐだけだ。コーンスープのまろやかさ、チキンラーメンの旨味がケンカせずにマッチしている! ただでさえ子供も大好きなチキンラーメンが、さらに子供向けになった感じである。もちろん、大人が食べてもおいしいぞ!
・2位 松茸の吸い物
こちらもコーンポタージュ同様の作り方。ビックリするくらい、しっかり松茸の香りが生きている! チキンラーメンと吸い物の旨味が完全に共存しており、非の打ちどころが見当たらない! これは1位だろ! そう思っていたのだが……!
・1位 牛乳
メチャウマだった「松茸の吸い物」を抑えて1位に輝いたのは牛乳であった! 牛乳とチキンラーメンの旨味が交じり合うと、それは完全にホワイトソース! フランス風に言うならばベシャメルソース!
麺をすすっているのに、まるでグラタンを食べているような感覚に襲われた……! 余ったスープにパンを浸して食べたいくらいであるっ!! 抜群の相性の良さで文句なく1位とした!
・色々な食べ方を試してみよう
世界ラーメン協会によれば、2013年日本人は1人あたり年間43.4食のインスタントラーメンを消費したという。全ては56年前の8月25日に、チキンラーメンが発売されたことから始まっているのだ。日清食品さんに感謝しつつ、今回の検証結果を参考に色々な食べ方を試してみてほしい!
参考リンク:日清 「チキンラーメン」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼5位のウーロン茶。
▼ウーロン茶の渋みが出てしまい、薬膳っぽい仕上がりになった。
▼4位のジャスミン茶。
▼ジャスミン茶の風味がほんのりする程度であった。
▼3位はコーンポタージュ。
▼1袋をかけて、お湯を注ぐだけ。
▼コーンスープのまろやかさがよく合う!
▼2位は松茸の吸い物。
▼こちらも1袋かけて、お湯を注ぐだけ。
▼しっかり松茸の香りが生きている!
▼1位は牛乳!
▼まるでホワイトソースのような味わい! メチャウマだ!
▼すぐおいしい! すごくおいしい!
▼チキンラーメンだ!