touchpico
パソコンやテレビの映像を壁などの大画面に映し出すプロジェクター。近年では、スマホやタブレット端末の映像を投影できるものが登場したりと、日々進化を遂げているプロジェクターだが、先日発表されたモデルの「ある新機能」が予想以上に凄いと注目を集めている。

その新機能とは、なんと映像を映し出した先の壁をタッチスクリーンの様に操作できてしまうというもの! 「そんなこと本当にできんのかー?」と、半信半疑な気持ちで公式動画を見てみたところ……たしかに壁をスマホのように触ってページを切り替えたり、絵を描いたり、しまいには壁でスマホゲームまでしちゃってるではないか! これ、冗談抜きで本当に凄い!!

・専用タッチペンで操作

プロジェクターの名前は『TouchPico』。壁をタッチスクリーンの様に操作するには専用のタッチペンを使用しないといけないのだが、そのタッチペンの動きを読み取るカメラがプロジェクターに付いていることから、この画期的な機能が実現している。さらに、プロジェクター本体は、なんとポケットにも入るくらいコンパクトなサイズなのだ! 

・様々なシチュエーションで活躍

公式動画では、このプロジェクターをビジネス以外での用途も具体的に紹介している。教育現場で黒板の代わりに使用したり、家でくつろぎながら壁を使ってゲームをしたりと、様々な可能性に満ちあふれているのだ。特に『Fruit Ninja』という、画面をスワイプすることで飛んでくる果物を切りまくるゲームは、実際に体を動かさなければいけないので楽しそう!!

・幅広い機器にも対応

ちなみに本体自体がAndroidを使用した端末であり、Andoroid専用アプリには全て対応している。そして、Wi-Fiを利用することでパソコンやスマホからは、ワイヤレスで画面を投影することができるようになっている。もちろんHDMI端子も付いているので一般的なDVDやBlu-rayプレイヤーからゲーム機器までも接続することは可能なのだ。

現在は、クラウドファンディングサイトのみでしか購入することはできないが、定価は499ドル(約5万円)に設定される見込みで、発送開始予定は2014年10月から。繰り返すようだが、これ冗談抜きで本当に凄いので、1度動画だけでも試しに観ていただきたい!

参照元: YouTubeIndiegogo(英語)
執筆: ユーニーマン

▼ポケットに入るサイズというのも魅力的……