スポーツを観戦していて素晴らしさを実感することは多々あるが、もっともそれがわかるシーンといえば、なんといっても勝負後にお互いが健闘を讃え合う姿だろう。全力を出し切った両者が握手、そしてハグをするのは実に美しいものだ。
そして今回ご紹介する動画「El divertido abrazo entre Karlovic y Sela // Karlovic and Sela’s funny hug」はテニスの試合後の光景なのだが、そこで見られたハグがスゴくイイと話題になっているぞ!
・男子テニスでの出来事
話題になっているハグが見られたのは、2014年7月14日〜20日までコロンビアで行なわれていた男子テニス『クラロ・オープン』。2回戦でのクロアチアのイボ・カルロビッチ選手 vs イスラエルのドゥディー・セラ選手の試合がそうだ。
・身長差のある2人
208センチのカルロビッチ選手に対してセラ選手は175センチ。長身から繰り出される高速サーブを武器にカルロビッチ選手がストレート勝ちを収めたのだが……その試合後に驚きの光景が繰り広げられたのである!
・ユーモアのあるハグ
お互いに健闘を讃え合うためにコート中央へ歩み寄る2人。しかし、セラ選手は33センチもの身長差を埋めるために椅子を持っていき、同じ目線でハグをするではないか。このハグにカルロビッチ選手も思わず笑顔になっているぞ。
見ているだけでほっこりした気持ちになってしまうこの様子に、会場からも惜しみない拍手が送られた。ユーモアのあるハグは、勝負の後の清々しさをさらに美しいシーンとして見せてくれたのだった。